2022年7月度のFOMCは2ヶ月連続で0.75ポイントの利上げ!円高トレンドへ転換か?
最終更新日: 2022-7-28
こんにちは!
昨日は深夜にFOMCというビッグイベントがあったので、寝不足の方も多いのではないでしょうか((+_+))?・・私もその1人。笑
そこで今回のブログでは、FOMCについてをピックアップ!7月度FOMCで利上げは織り込み済みとなっていたので、今回は結果をメインに解説してみます!
2ヶ月連続の政策金利引き上げ!FOMCでFRBパウエル議長が言及したこと
FRBは7月27日にFOMCを開き、政策金利を0.75ポイント引き上げることを決定しました。0.75ポイントの金利引き上げは2ヶ月連続!!
その後行われた政策金利発表の記者会見で、「現時点ではまだ景気は後退しているとは思わない。まだ労働市場など好調な経済分野が多い」と発言し、 FRBパウエル議長は9月も大幅な利上げを行うことを示唆しました…!
しかし、それ以降は経済やインフレ率に効果が見られれば、その後は利上げペースを緩やかにしていくことも言及しています。
サプライズはなかったものの要人発言により円高傾向へ
すでに今回のFOMCでは0.75ポイントの予想が大半だったことと、9月の大幅利上げもある程度予想されていることから、今回は大きなサプライズとはなってはいません。
しかし、会合後の記者会見で9月より後のFOMCでは利上げペースを緩やかにするという発言があったため、 日米の金利差はこれ以上広がることはないという見方が広がり、米ドル円の為替レート大きく円高に向かいました…!
7月28日午前の時点では135円台半ばまで円高が進んでいます。
ドル円の動き(5分足|7/27深夜~28午後13:30頃まで)
しかし、円安トレンドが終わったと考えるのは少し時期尚早ですね(;´・ω・)
今回のFOMC後に行われた記者会見も、今後の展開は極めて流動的であることを示唆する内容になっており、 市場に今後の展開を過度に期待させないよう発言に注意を払っていたのではないかと考えます。
したがって、今後のアメリカが発表される重要指標は引き続き注視していく必要があるでしょう!
次なる注目指標は8月5日(金)の米雇用統計
当面注目するポイントは、アメリカは景気減速に向かっているのかどうか?という点です。
景気減速と市場が判断すれば利上げの休止、そして利下げへの転換期待に変わるため、ドル円の上昇ペースは低下すると考えられます。
その中でもとくに注目したいのは雇用に関する指標です!
現状雇用に関する数値は堅調に推移している傾向があるため、雇用に関する数値に低下が見られれば、さらに景気後退に向かっているとの判断材料に繋がるでしょう。
重要指標の発表は多々ありますが、まずは8月5日(金)の雇用統計に注目です(`・ω・´)
夜中まで起きてた方はお疲れさまでした!
今日はさっさと夕飯を食べて、お風呂に入って、たくさん寝てくださいね(✻´ν`✻)♪