9月FOMCも0.75ポイント利上げの可能性が浮上?直近は7月度CPIに注目!
最終更新日: 2022-8-10
こんにちは!毎日暑いですねι(´Д`υ)アツー
暑いのも嫌だけど冷房も苦手という面倒な体質なので夏はどっと疲れがでますが、今日は早い時間からブログを更新できたので清々しい気分です!笑
今回のブログでは、8月5日に発表された注目の米雇用統計(7月度)について、結果の振り返りをしていきます(`・ω・´)この発表を機に、ドル円に大きな動きがありました!
そして今夜は米CPIの発表も控えているので、その注目ポイントも解説し、ドル円の展開予想をしています!
7月度米雇用統計は予想を上回る好結果に
7月度農業部門雇用者数は前月比で52.8万人と予想の25.0万人を大きく上回りました。
また、失業率も予想3.6%に対して3.5%と改善。平均時給は前月比で予想0.3%に対して0.5%、前年同月比では予想4.9%に対して5.2%とあらゆる面で改善という結果に!
アメリカでは1-3月、4-6月と2四半期連続でGDPが前期比よりマイナスとなっていたので、今回の雇用統計は、アメリカの景気減速は本物かどうかを確認する「確認テスト」のような位置づけにありました。
そのため、今回の好結果は投資家にとって大きなサプライズになり、改めてアメリカは景気減速していないと意識付ける結果となりました…!
好調な結果、ドル円は一気に約2円上昇
好調な発表から、FRBの政策金利引き上げによる景気引き締めはまだ十分ではなく、さらなる利上げが意識されています。
そして、日米間の金利差がさらに広がるとの観測から、米ドル円の為替レートは雇用統計の発表を機に一気に約2円上昇しています( ゚Д゚)
ドル円の動き(15分足)
ここへきて「政策金利0.75ポイント引き上げ説」が浮上
9月に行われるFOMCについて、これまで「0.5ポイントの金利引き上げなのでは?」と考えられていましたが、今回の雇用統計などの発表を受け、0.75ポイントの可能性も浮上しています(。´・ω・)
今回の雇用統計では、アメリカの景気が減速しているとは言い切れない、ということがわかりましたよね。
そこで次に注目されるのが「アメリカのインフレは抑え込めているのか?」という点です!
米消費者物価指数(CPI)の結果次第では円安進行するかも?
まずは8月10日21:30に発表される米消費者物価指数(CPI)に注目しましょう!
予想は前年同月比で8.7%となっており、予想を大きく下回れば133円~134円位までは円高が進行すると考えられます。
しかし仮に予想を大きく上回るような結果になれば、今回の雇用統計と同じくらいのインパクトがあるのではと思っています。もしかしたら、137円近辺まで円安が進行する可能性も・・!
今回の米消費者物価指数は、いつも以上に注目して見る必要がありそうですね(*´`*)
そういえば、もうお盆休暇だよって方も多いのでしょうか?
とはいえ相場は動き続けていますので、ゆっくりお休みされる方は自分の持っているポジションの確認をしておきましょうね!
それではまた~(✻´ν`✻)/~~