10月米雇用統計は微妙な結果に…?今週の焦点は10日の消費者物価指数【10/31~11/6週報】
最終更新日: 2022-11-7
こんにちは!今日は「立冬」ですね。そして11月7日は「鍋の日」でもあるそうです!
お鍋は、身体が温まる寒い季節の定番メニュー。今日の夕飯は鍋にしようと思います!
さて!本日のブログなのですが、今回からちょっと毎週の「週報」てきなものを更新してこうかなっと思っています(*´∀`*)
前週の振り返りと今週の展望的な感じの内容にして、毎週月曜の更新を目指していくので、日々のトレードの参考にしてもらえたら嬉しいです♪
11月4日発表の10月米雇用統計は想定外の方向へ?
10月雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比で26万1,000人増となり、予想の20万人を大きく上回りました!
この結果を受けて、FRBの引き締めがさらに進み円安に向かう……のかと思いきや、市場は全く逆の反応を示しました(・∀・)
正確にいうと、雇用統計発表直後は一気に円安に向かったものの、その後は急速に円高方向に向かい、発表後からわずか2時間程度で約1円の円高になった、という状況でした。
その後一旦戻す場面はあったものの、緩やかな円高基調となり、11月7日午前の時点では146円50銭から147円ちょうど近辺で推移しています!
ドル円の動き(1分足チャート)
米雇用統計発表直後に乱高下が起こった理由と今後の焦点
雇用統計の中身をもう少し詳しく見てみましょう!
非農業部門の就業者数については前年比を大きく上回っているものの、9月の31万5,000人ほどではありませんでした。さらに失業率は3.7%と前月から0.2ポイント悪化(失業者が増えている)。
平均時給も前年比でみると4.7%上回っていますが、前月の5.0%ほどではないなど、投資家によってさまざまな受け止め方ができることから、発表直後に乱高下が起こったと思われます(´ε`;)
次回のFOMCまでに、年内でもう一度雇用統計があります。今後の焦点は、12月のFOMCでは「政策金利の引き上げ幅が0.5ポイントなのか?0.75ポイントなのか?」そして「2023年度はどれ位の利上げを想定するのか?」という2点に絞られつつあります。
直近の注目は米消費者物価指数(CPI)!発表予想とドル円の展望
直近に行なわれる12月のFOMCでは0.5ポイントの政策金利引き上げが有力視されていますが、予想するにあたって重要になるのが11月10日に発表される10月米消費者物価指数(CPI)です!
とくに今回は消費者物価指数のコア指数の方に注目しましょう。コア指数とは、天候の変動を受けるので価格変動が大きくなる生鮮食品を除いた数値のことです。
消費者物価指数と同じタイミングで毎回コア指数も発表されるので、できれば毎回チェックしておきましょう٩(๑òωó๑)۶
仮に消費者物価指数が予想を下回っていたとしても、コア指数が予想を上回ると、0.75ポイントの利上げが意識され円安に向かうと思われます。
ただし、150円になると為替介入があるという投資家心理も働くようになっており、1ドル150円を超える可能性はほぼないでしょう…!そのため、今週のドル円のレンジは145~150円と予想します(*´艸`*)
今日はここまで!今日もなかなか寒いですが、みなさまご自愛ください(✻´ν`✻)