来週のFOMCと日銀金融政策決定会合の前にFXトレーダーがおさえたいこと
最終更新日: 2015-10-21
今週のドル/円相場も激しく動く感じはありませんね。来週28日のFOMCそして29日の日銀金融政策決定会合に向けて、このままの動きが続くのではないでしょうか。様子観ムードが広まっていると思います。
明日、欧州で行われる中央銀行理事会も、追加緩和自体は、まだ先との予想・・・今回は中国経済の悪化やドイツのフォルクスワーゲン問題などが起きてからの景気やインフレ見通しが注目です。ECBがどう考えているか、米国や日本も影響大きいですもんね。(*●⁰ꇴ⁰●)✧
ECBが、今後の景気が悪くなると思っている状態では、米国も利上げしにくいでしょう。
気になる日銀の追加緩和のタイミング
日銀へは、政府及び市場から「追加緩和まだー」と催促しているようですが、本当にやるのかなあと疑問もあります。黒田総裁が最初に日銀バズーカを放ってから、かなり日本経済は変わりました。でも、変化が起きたのは、為替相場・株式相場・人手不足・一部の物価。
政府と日銀が狙った程のデフレ脱却や給与上昇は達成できていません。ここで更に緩和をしても資産バブルが生じるだけのような気がするんですよね。それよりはTPPによる規制緩和の方が効果が大きいのではないでしょうか。( ・`ω・´)キリッ
TPPで、外国の安い農産物やエネルギーが入ってくれば、これまたデフレ要因。その分だけ円安に動けば・・・と円安シナリオを考えたりして、まったりとチャートを眺めてます。
米国の方もFOMCで利上げが行われるか微妙。もし、利上げが行われたら、その影響を相殺する意味でも日銀緩和が行われるかもしれません。
その時は、大きく円安に動くかもしれないので、取引チャンス!
レンジ相場で売買ポイントを探す方法
レンジ相場に強いのはオシレーター系。ストキャスティクスやRSIで売買ポイントを探しましょう。
長い時間軸のチャートと短い時間軸のチャートを併用して、買われ過ぎゾーンで買わないように、(売られ過ぎゾーンで売らない)取引するのがベスト( ・`ω・´)キリッ
長短の時間軸を使い分けて取引
長い時間軸のチャートで、トレンドの方向性や売りにするか買いにするかを決めること。目標値やストップロスも、中長期のチャートで決めておくと楽ですよ。
そして、実際にいつ売買するかを決めるのが短期チャート。
私の場合は、短期売買がメインなので、5分足で最終的に決めることが多いですね。
今のようなレンジ相場でも、短い足で見れば、上下にブレながら動いています。そのブレで上手く売買すれば、10銭~20銭位の利益を取れる場面はちょくちょくあります。(✻´ν✻)