米経済の減速感が出る中で退場しないトレードをする方法
最終更新日: 2015-10-26
先週は、ドラギ総裁の追加緩和についての発言でユーロ安、中国人民銀行の利下げなどで、世界中でリスクオンとなり、株価が上昇することになりました。( ・`ω・´)キリッ
8月31日の高値:121.585円に迫っています。
そして今週は、ここ数ヶ月、毎回注目のFOMCと日銀の金融政策決定会合があります。ただし、市場の予想としては、金融政策の現状維持が見込まれているので、肩すかしかも(๑´ω๑)♡
アメリカ経済減速で年内利上げは厳しい?
米国の方は、米経済の減速感が出ており、年内利上げすら危ぶまれつつあります。その中で利上げをするとすれば、12月でしょう。10月の会合は、イエレン議長の記者会見がありません。もし、今回のFOMCで利上げをすれば、利上げの意図や今後のスケジュールを市場に説明することができなくなります。
すると、市場がFRBの意図をどう解釈するか危うい賭けになってしまうので、今回の利上げは無いでしょう。でも、年内利上げの可能性は、まだまだ残っています。11月・12月と雇用統計の発表もありますので、カナダやオーストラリアなどのように、経済がダウンしているのかそれとも米国景気は堅調なのか見極めて判断するでしょう。
イエレン議長の賢明な判断期待しています(๑´ω๑)♡
日銀追加緩和の可能性について
そして、日銀の方は、海外投資家を中心に追加緩和期待の向きも多いようです。ただ、米国の利上げもなさそうな中で、追加緩和を行う確率は低いと思います。
追加緩和と簡単に言っても、これ以上、効果が出るかどうかは分かりませんし、まだ消費税の10%化という景気悪化政策も待ち受けています。その中で、何度も切り札を切っていては、日銀の威信を失ってしまうのではないかと。
日銀が今回、出すかもしれない必殺技は、展望リポートで、2015年度と16年度の物価見通し引き下げそして2%のインフレ目標達成時期を後だおしにすること。今は2016年度前半頃を目標にしているので、時期をずらすことで、緩和を強めることはしてきそう。(✻´ν✻)
前回の見直しを行ったのは7月、その時は原油が1バレル60ドルから70ドルになるとの前提で計画した数字。今、思うとかなり甘い見通しでした。残念ながら原油は北海ブレントもWTIも50ドルを割り込んでいます。これではインフレ目標達成は無理(´×ω×)
ということは、現在の緩和政策を続けるということですので、中長期的な円安要因。これまでも何度か起きていることながら、追加緩和が無いことで円高に動いたら、ドル買い円売りのチャンス。下げている最中に買うのはリスクが大きいので、下げ止まりを見極める方がいいですけどね。
今週の注目スケジュール
- 10月26日(月):独IFO景況感指数、5中全会
- 10月27日(火):米FOMC
- 10月28日(水):米FOMC
- 10月29日(木):米7-9月GDP速報値、米新規失業保険申請件数
- 10月30日(金):日銀金融政策決定会合、米個人消費支出
- 11月01日(日):中製造業PMI、中非製造業PMI
今日の私は…
今日は無性に柿が食べたくなってスーパーで買ってきました!
くだものピックも柿に合わせてオレンジ色ー✧*。ぺろりと食べ切っちゃいました♫
昔から果物や野菜が大好きですが、こんなに甘くて美味しい柿を食べたのは久し振りだったなぁ
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
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コメント (2)
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1. りなぷ~
ドル円ずっとレンジですね^^;
メイさんはレンジは反発とブレイクどっち狙うのが得意ですか? -
2. メイ
>りなぷ~さん
レンジですねー(´×ω×`)
どちらが得意!とハッキリとは言えませんがやはりブレイクの方が確率はいいですよね。
その時と場合によりますねー(✻´ν`✻)