● 本ページはプロモーションが含まれています

1分でわかるこの記事の内容

• 米株急落からドル円は約1円の急落
• 米10年債券利回り（長期金利）の上昇で株が売られる理由
• IMF（国際通貨基金）のラガルド専務理事も貿易摩擦を批判<
• 他にも円高になる要因ってあるの？
• テクニカル分析で今後のドル円相場を考察してみた

米株急落からドル円は約1円の急落

昨日10月10日のNYダウが前日比831ドルの下落となりました(´×ω×`)

かなり大きな下げ幅ですね。これを受けて本日の日経平均株価も一時1,000円を超える下落、ドル円相場は一時112円を割りました。

今回の米株安の主な原因は2つです。

1つは米長期金利上昇による株売り、もう1つは米中貿易摩擦の懸念によるものです。

なぜこのタイミングで下落となったのでしょうか？今日の記事は、ドル円下落の原因と今後の相場について解説致します！

米10年債券利回り（長期金利）の上昇で株が売られる理由

米10年債券利回り（長期金利）は、10月9日に7年ぶりの高水準となる3.25%を記録しました。

9日・10日と2日連続で、NYダウは米長期金利と合わせた動きをしていましたね。

利回りが高くなると、投資家たちは株式よりもリスクの低い国債を選んで資産を守ろうとします。

これによって、株を売って米国債を買う動きが生まれました。国債を買う動きが大きくなり米長期金利は落ち着きを取り戻しましたが、大きな株安を生みました。

米指標は引き続き堅調なことから「単なる調整」ととる市場アナリストたちもいますが、日米株両方とも記録的な下落を見せていますね(´×ω×`)

ドル円相場が米株安の影響を受ける理由

米株安だけでもドル売りが先行しますが、今回はドル円は米長期金利低下の影響もダブルで受けています。

先日のFOMC（連邦公開市場委員会）で当面の米利上げ維持が示唆されました。

アメリカが利上げを維持するということは、日米の金利差が徐々に拡大します。

しかしながら今回米長期金利が下落したことによって、この金利差の拡大観測が後退しました。それでもまだ米長期金利は高水準なんですけどね(´×ω×`)

金利差が拡大しないのであれば、投資家たちはドルを売ってより安全な円を買う動きが出ます。

この2つの動きでドルが売られ円が買われた結果、現在の円高ドル安となりました(　･`ω･´)ｷﾘｯ

IMF（国際通貨基金）のラガルド専務理事も貿易摩擦を批判

IMF（国際通貨基金）のラガルド専務理事が米中貿易摩擦に関して「世界経済に否定的な影響を与えかねない」を懸念を示しています。

そして本日10月11日（木）からインドネシアのバリでG20が開催されますね。もちろんリカルド専務理事も出席します。

今回のG20は、まさに米中貿易摩擦や米利上げを理由に下方修正した世界経済を議題としています。

さらには米利上げによる新興国通貨の下落とそれによる為替への影響も議論されそうです。

最初は私たちも「（トランプ大統領が）ただ言ってるだけ」と思っていた米中貿易摩擦も、すでに世界を巻き込んだものに発展しています。

そして2018年6月に開催された前回のG7を覚えているでしょうか？

G7の時も鋼鉄・アルミの輸入関税についてかなり場が混乱し、合意文書のまとめが難航しました。

今回もまたG20でアメリカによって輪が乱される場面があるかもしれません。

その他の円高要因

米株安・貿易摩擦懸念以外に円高要因があるとすれば、現在アメリカに上陸したハリケーン「マイケル」の影響です。

直接的な影響というよりかは、今後の被害懸念によってリスクオフに心理的に働いた可能性は大きいです。

自然災害は、市場を閉鎖的にする役割がありますからね。

中間選挙まで1ヵ月をきるも更に共和党が苦戦

もう1つ要因があるとすれば、来月11月6日に控えた米中間選挙に向けて、トランプ大統領率いる共和党敗戦が色濃くなってきていることです。

ニュースでも少し取り上げられていましたが、歌手のテイラー・スウィフトさんが自ら投票しようとしている民主党候補者2名をインスタグラムに書き込んだことが話題になっています。

彼女は、18～29歳の若者有権者たちに絶大な人気を誇っています。私も大好きです(๑´ω`๑)♡

ただでさえ「敗戦の可能性が高い」と言われていた共和党なので、トランプ大統領もたまったもんではありません。

敵対する民主党候補を上げられたことによってトランプ大統領は「前より25％好きじゃなくなった」と述べています。ジョークですが、本心はもっと嫌いになってそうですね(´×ω×`)

テクニカル分析で今後のドル円相場を考察

記事を書いている間に112.20円辺りまで少し戻しましたが、まだ予断を許さない形になっています。

今年のドル円相場を少し長い目で見てみましょう！

8月の底値からフィボナッチ・リトレースメントで見てみると、ちょうど半戻し＝50%のラインをきりそうなところです。

このラインを割ればドル円111円台も考えられます。次はもう少し長いスパンで見てみましょう！

次は、年初来安値である3月の底値と年初来高値を結んでみました。

今度はちょうど23.6%のラインですね。短期だとなかなか当てはまりづらいですが、長期で見るとフィボナッチ・リトレースメントの動きに当てはまっているのがわかります。

キャプチャーした時間よりも少し円安に動いたので少し緊張は解けましたが、しばらくは様子見の方が良いかもしれません。

こういった相場の時は追加で要因が出ると円高が再燃することもあるので、しっかりと情報をキャッチしてリアクションを早くとれるようにしておきましょう！

なんとDMMFXで口座開設した人は、ここでしかもらえない私の特製レポートがゲットできます！

レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡

もちろん口座開設で「もれなく4,000円」のキャッシュバックも継続中ですよ(๑´ω`๑)♡