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北朝鮮問題は落ち着いたが新たな問題が勃発

今週もお疲れさまでした！「お盆休み明けで忙しかった」という兼業トレーダーさんもいるのではないでしょうか？

先週末は、お盆期間と重なって北朝鮮のグアム沖へのミサイル発射が問題視されていました。

土日で北朝鮮に大きな動きがなく、週明けのドル円市場は落ち着きを取り戻しました。今週は円安ドル高で始まりましたね(✻´ν`✻)

また週初めにニューヨーク連銀のダドリー総裁が「経済が予想通りに展開すれば、2017年の追加利上げを支持する」と年内利上げを後押しするような発言が円安要因となりました。

さらに8月15日（火）は、7月の米小売売上高などが好調で予想を上回りました。

火曜日までは「円安トレンドに転換するかな？」と思っていたのですが、その後ドル円相場は急展開を見せました(´×ω×`)

FOMCによって米利上げ観測が後退

日本時間の8月17日（木）未明にFOMC（連邦公開市場委員会）議事録（7月25日・26日開催分）が公表されるとドル円相場は急落しました。

今までタカ派だったFRB（連邦準備制度）メンバーの発言が弱腰になったからです。

また議事録ではFRBメンバーの中でも意見が割れていることが露呈され、「年内利上げが遠のいたのではないか？」と見られたためです。

さらにバランスシートの縮小開始に関しても来月9月のFOMCまで先送りされました。

先月の雇用統計が好調だったこと。今までFRBがタカ派の発言を繰り替えしていたことが、逆にサプライズになってしまった結果です。

スペインで起きたテロでさらなる円高

さらには昨日の記事でもお伝えした通り、8月17日（木）にスペインのバロセロナでテロが発生しました。

利上げ後退で円高になったドル円相場は、テロを受けてリスクオフからさらに円高になりました。

一週間終わってみるとドル円相場は、結果的に上がって下がった動きをしていますね(´×ω×`)

サプライズや突発的な出来事が多かった週だと思います。スキャル・デイトレのトレーダーには、取引しづらかったかもしれません。

8月24日～26日のジャクソンホール会議での講演

さて来週も注目すべき米経済指標がある中、8月24日（木）～26日（土）で開催されるジャクソンホール会議は見逃せません。

FRBイエレン議長の講演は、日本時間の8月25日（金）23時に予定されています。

今回の公演のテーマは「金融の安定」とされ、来月に予想されているバランスシートの縮小に関して規模などのヒントが出る可能性があります(　･`ω･´)ｷﾘｯ

さらに今回はECBのドラギ総裁も3年ぶりの講演を予定しています。

ECBの政策転換が示唆されるのか？来月以降に始めるかもしれないテーパリング（量的緩和の縮小）についての発言なのか？

もしかしたらイエレン議長の講演よりも、ドラギ総裁の方が市場に影響を与えるかもしれません。

ドラギ総裁の講演予定は、日本時間で8月27日の未明となっています。どちらも週末に講演があるので、ポジションは閉じてから週末を迎えた方がよいですね！

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今週のFX収支

もしかしたら15万円を超えるマイナスは、ブログ解説後の週間損失の記録更新かもしれません(´×ω×`)

月間収支でマイナスはあっても、ちょっとひどすぎますね…。負けているときは、やけになってトレードしがちになるので来週は冷静にエントリーポイントを見極めたいと思います。