【2021年度版】ゴールデンウィーク前の大量スワップポイント付与、各FX会社比較
最終更新日: 2021-4-24
今年のGW前も各社6~7日分のスワップ付与がある
GWを来週に控えていますが、3度目の緊急事態宣言が4都府県に出され今年も「家で過ごす」という方が多いと思います。
この時期になるとFXで気になるのが「GW前のスワップポイント大量付与日」ですよね!
毎年GW中の祝日分が「まとめて付与される日」が存在しています。いつもなら1日分で大した額にならないスワップポイントも年によっては「10日分」付与されることもあり、かなりお得な期間なんですよ(๑´ω`๑)♡
【DMM FX/CFD】2021年 ゴールデンウィークのスケジュール
先日私も使っているDMMFXのGWスケジュールが発表されましたが、土日以外は通常通りトレードが可能です。
今年は暦の関係で少し短めのGWになりますが、連休が長い年でもこの定義は変わりません。それでは早速各社のスワップポイントを見ていきましょう!
各社27日(火)or28日(水)に6日分の付与が多い
2021年のGW前スワップポイント付与は、27日(火)or28日(水)に付与される会社が多いですね。
一度わかりやすくドル円での付与タイミングを各社比較してみましょう!
各FX会社のGW前スワップ付与タイミング
FX会社 | 付与日 | 日数 |
---|---|---|
DMMFX | 28日(水) | 6日分 |
GMOクリック証券 | 27日(火) | 6日分 |
LION FX | 未掲載 | 未掲載 |
トライオートFX | 27日(火) | 6日分 |
外為どっとコム | 27日(火) | 6日分 |
Money Partners | 28日(水) | 4日分 |
アイネット証券 | GWの付与無? | 0 |
実はヒロセ通商のLION FXのように先々の予定を出していないFX会社も少なくありません。ここに掲載しなかったFX会社のほとんどは「まだ先のスワップ予定を公表していない会社」でした。
なぜ公表しないか?と言えば、その都度変動があり得るので「公表できない」の方がニュアンスが正しいと思います。
スワップポイントは金利差で変動するものです。毎日コロコロは変わらないけど、1~2週間ほどでポイントも変動していますね?もちろんトレーダーにとっては「先々まで知れたほうが取引しやすい」会社ですので、こういう点もFX会社を選ぶポイントにすると良いかもです。
FX初心者さんが注意する点は付与タイミングのポジション
実は上記の大量付与は「GW前は多く付与されてラッキー!」と手放して喜べるものではありません。
プラス方向のポジションを保有していた場合は、6日分など多くのポイントがもらえる期間ですが、逆にマイナス方向のポジションを持っていた場合はその分支払わなければいけません。
スワップポイントの仕組みや付与タイミングは、FX会社で若干異なります。公式サイトで解説していますので、必ず自分が使っているFX会社のページは確認しておきましょう!DMMFXの場合はこちら↓
スワップポイントとは?スワップポイントの仕組みについて - DMM FX
DMMFXでポジションを持っていた場合
DMMFXの場合は、基本的に各営業日のクローズ時点(夏時間:午前6時、冬時間:午前7時)に付与されます。上記の28日(水)にドル円ポジションを持っていた場合について考えてみましょう。
- 買いポジションを持って木曜日に持ち越した場合(ロールオーバー):6日分のスワップがもらえる
- 売りポジションを持って木曜日に持ち越した場合(ロールオーバー):6日分のスワップを支払う
となります。ドル円の場合は売りポジションがマイナススワップとなるので、できれば売りポジションを持ったままこのタイミングは通過したくないですよね?
小lotの場合は微々たるものかもしれませんが、スワップポイントは1lot毎につくし、あらかじめ発生がわかるものです。あらかじめわかるのであれば、リスクを避けるのがFXトレーダーですよね(✻´ν`✻)
今年はアービトラージ(さや取り)しやすいが利益は微妙
FX初心者さんはスワップ付与によるトレードタイミングの注意、上級者さんはスワップポイントによるアービトラージ(さや取り)を意識する時期でもあります。アービトラージを先に説明すると、
- 2つのFX会社を使い、その差分を取り利益を出すこと。スワップポイントの付与タイミングで利益を狙う
多い年に比べれば6日分と今年は少ないように見えますが、付与タイミングが27日(火)と28日(水)に分かれているので利益が出るのか計算してみます。
例えばスワップポイントの多い南アフリカランドにて、付与タイミングの違うDMMFXとGMOクリック証券について見てみましょう!
カンの鋭い方はもうお分かりだと思いますが、2つのFX会社で「付与タイミングにズレがあること」「対になるFX会社のスワップが0なこと」この2つの条件が揃っています。
そうなるとどうなるのか?アービトラージなので、2つの会社を使って同lot数の両建てが基本です。
- 27日(火)はGMOで買いポジションを持ちスワップGET、DMMでは売りポジションを持ち為替変動差は相殺
- 28日(水)はDMMで買いポジションを持ちスワップGET、GMOでは売りポジションを持ち為替変動差は相殺
2つのFX会社で両建てをすることによって、12日分のプラススワップだけを得ることが可能です。同タイミングで両建てすることにより、いくら為替変動が起きてもボラは相殺できます。
ただ高スワップ通貨ペアは、スプレッドも高めです。特に今年は1会社6日付与と少なめなので、スプレッドを考慮すると若干マイナスという結果になりました。
ドル円や低スプレッド通貨で同じように行えば利益をとることは可能ですが、正直そこまでのうまみはないので「今年はアービトラージがやりやすいけど、あまり現実的ではない」と言えますね。
稼げるタイミングに気づくことが大事
今年はそんなアービトラージですが、長期休暇などは暦の関係で日数が変動します。
GWや年末年始などのタイミングで「あ…もしかしたらこれで利益が出るかも?」と気づきを得ることが何よりトレーダーには大事なことだと考えています。
近年だと一昨年の2019年に「1会社11日分付与」があり、そこまで大きければアービトラージで利益を出すことも十分可能です。
緊急事態宣言が出される所もあり、今年のGWも家でFXの勉強をする方も多いかもですが、この期間はこういった稼ぎ方もあることを1つ覚えておくとトレードの幅も広がると思います(๑´ω`๑)♡
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