第17回:オシレーター系テクニカル指標の代表格MACDを使ってみよう【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-9-2
こんにちは!
日本時間の9月1日の夜、ついに米ドル円が140円を超えてしまいましたね(´Д`)!!
9月1日の夜に発表されたISM製造業景況感指数が市場予想を上回り(予想52.0、結果52.8)、景気が堅調であることが意識されたことから、金融引き締めが続くとの観測が広がりました。
9月2日の米雇用統計も同様の傾向が見られるようになると、141.00-142円台半ば位までは上昇するのではないかと考えています…!
今はとりあえず米雇用統計の結果待ち…ということで、本日のブログでは「FXの基礎知識シリーズ」より、トレンドの発生や転換の分析に向いている指標「MACD」の見方や使い方を解説します!
オシレーター系テクニカル指標「MACD」の意味
オシレーター系とは、売られすぎ、買われ過ぎといった相場の過熱感を分析するインジケーターです!
インジケーターとは、チャートの上部や下部にある、チャートの意味を分かりやすくするサポートツールことをいいます。
MACD(マックディー)は「Moving Average Convergence Divergence」の略で、「移動平均収束発散法」という意味があります。
MACDはオシレーター系の中でも珍しいトレンド系のインジケーターなので、トレンドの発生や転換の分析に向いていると言えるでしょう。
「MACD」を使ったチャートの見方や売買タイミング
MACDは「MACDライン(下の図の黄色いライン)」と「シグナルライン(下の図の水色のライン)」で構成されています!
もっともシンプルな使い方は、MACDラインがシグナルラインを上から下にクロスすると「デッドクロス」となり、売りサイン。MACDラインが下から上にクロスをすると「ゴールデンクロス」を形成し、買いサインと判断します。
また、MACDラインの傾きが上向きであれば短期移動平均線と長期移動平均線の差が乖離に向かっていることを意味しており、上昇トレンドになっていることを表します。
一方で、MACDラインが上向きから下向きに変わると、短期移動平均線が横向きまたは下向きになり、長期移動平均線との差が縮まっていることを表すため、トレンド転換となり下落に向かうことになります。
使い方はとてもシンプルですが、もちろんMACDだけで売買のポイントが全て分かるわけではありません。ダマシもあるため、その他のチャートと組み合わせて使うことをおすすめします(´・ω・`)
最初は理解に少し時間がかかるかもしれません。。(TдT)でもでも!特徴と意味さえ押さえれば初心者の方でも簡単に使うことができますよ!
今日のブログはここまでです!天気が悪いのでこれから雇用統計(21時30分)までおうちでまったり過ごします♪ではまた来週ブログ更新しますね~٩(๑´0`๑)۶