各通貨ペアの動きを把握してトレードに役立てる方法 後編
最終更新日: 2016-1-20
豪ドルとNZドルなど似た動きをする通貨に注目
今日は昨日書いた各通貨ペアの動きについての続きです!
前の記事ではDMMFXを使って各通貨ペアの動きを一度に確認する方法を紹介しています
同じオセアニアにある通貨として似た動きをする豪ドルとNZドル。そして北米通貨のカナダドルと米ドルなど。
それぞれの動きを見ておくと為替相場の動きに慣れることができるます(*●⁰ꇴ⁰●)✧
- NZドルは2015年12月に政策金利を2.50%に引き下げ
- 豪ドルは2015年5月に政策金利を2.00%に引き下げ
二つの通貨ペアをDMMFXの比較チャートで見てみると、利下げ実施前の2015年3月に通貨の価格差が約1.65円にまで縮まりました。
この価格差が開いた時や縮小した時を利用して売買する方法もあります。(私はやりませんが…)
通貨間の価格差の拡大・縮小を利用して取引
価格差が大きいときは、今後縮小すると考えて豪ドル売りNZドル買いのポジションを持つ
AUD/NZD(豪ドル/NZドル)という通貨ペアがあるFX会社だと、そのまま豪ドル売りNZドル買いでOK。
ない場合は豪ドル円売り・NZドル円買いになるわけですね。
またどちらかだけを買う(売る)場合は、割高(割安)な方を買う方がベター(✻´ν✻)
中国経済の指針にもなる豪ドルとNZドル
さらに豪ドルとNZドルの金融緩和・政策金利がどうなるか見ておいた方がいいと思います。
昨日中国のGDPが発表されましたが、どうも数字自体信用できないのではという話があります。
こんな時は中国と関係のある国=豪ドルやNZドルの様子を見ておくと中国の状況も分かってきます。
中国と関係のある国=オーストラリアの経済状況
オーストラリアのメイン貿易相手は中国で23.9%(2013/14年度)。日本以上に中国の影響を受けやすい国なんです。
そのオーストラリアの雇用統計は11月が7.14万人と非常に強い数字でした。
12月は-0.1万人と悪かったんですが、11月の数字は過去3年半で最大の数字でさらなる政策金利引き下げの可能性が低くなっています。
もう1つ中国と関係のある国=ニュージーランドの経済状況
NZは昨年12月10日に過去最低の2.50%に引き下げて緩和サイクル=利下げの終了を示唆しています。
更なる引下げ余地があるも、もう大丈夫だろうということ。
為替相場全体の動きを把握するのは大切なこと
つまり、この両国とも利下げサイクルが終盤に差し掛かっているんです。
2016年早々に相場が崩れたことで新興国や中国に更なるダメージがあるかどうかは、オーストラリアやNZの状況を見ていてもわかります。
経済指標が悪化したり更なる利下げの動きが出てくるようだと、まだまだ事態は深刻ということになります。
両国の中銀ともしばらくは様子見で行くと思いますが、価格と金利・雇用統計を確認しておくと為替相場全体の動きが分かり易くなりますよ(๑´ω`๑)♡
記事を書いている間に…
ドル円が116円台になりましたね。
先週の底値である116.50円あたりが意識されそうですが、まだまだ原油安や株安などのリスク回避の意識が根強そう(´×ω×`)
ブログ読者さんから「最近アップの写メばっかだよー」とご指摘いただいたので…
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
今度から気をつけていろんなパターンで撮ってみますね!
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡
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コメント (2)
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1. 匿名月の姫
メイさんのブログや写真を見ているだけで凄く元気をもらったり癒されたりします。ヾ(°∀° )/
FXでイライラしたりする事がよくあるので。
いつも有難うございます。
٩(๑´0`๑)
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2. メイ
>月の姫さん
FXでイライラ…よくわかります(´;ω;`)
そんなときは私も育ててる家庭菜園とか、空見たり自然に触れて癒されております(✻´ν`✻)