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1分でわかるこの記事の内容

• この一週間でドル円相場は様変わり！
• 米株安の影響がドル円にも直撃
• トランプ大統領による口先介入の影響はあるのか？
• 来週はFOMC議事録と7-9期の決算発表に注目
• 私の今週のFX収支はこちら

先週の114円台が嘘のようにドル円は一時111円台の円高に

今週もお疲れさまでした！10月も半ばになり、もう秋物を着ないと寒い季節になりましたね(✻´ν`✻)

寒いところではすでに紅葉が見ごろになっている地域もあるので、近いうちに旅行に行きたいなぁと思っています！

さて今週のドル円相場は、先週の円安が嘘のように一気に円高ドル安が進みました。

チャートを比べると翌週とは思えない動きになっていますね(´×ω×`)

なぜこんなにも円高ドル安に動いたのか？今週のドル円の復習と来週以降の見通しについて解説します！

米株安の影響がドル円にも直撃

今週は週明け8日（月）から円高が進みました。

これはブレグジット（イギリスのEU離脱）交渉の先行き不安とイタリア財政不安などのリスクオフによるものです。

それだけであればドル円は113円台をキープしていたのですが、10日（水）のNYダウが前日比831ドルの下落を記録しました(´×ω×`)

詳しい説明は上記事に書いてありますが、市場は11日（木）から始まるG20を前に世界的なリスクオフムードに包まれました。

日米株と共にドル円相場も影響を受け、仮想通貨も大幅安を記録しましたね。その後、日経平均と仮想通貨は若干の回復を見せています。

ドル円相場は112円前半で下げ止まったようにも見えますが、来週以降の動きで更なる円高になる可能性もあります。

トランプ大統領による口先介入の影響はあるのか？

また今週トランプ大統領によるFRB（米連邦準備制度）への利上げ批判が再燃しました。

前々から円安ドル高を嫌うトランプ大統領は、利上げ批判を繰り返してきました。

今週もFRBに対して「間違いを犯している」「狂っている」などとかなり厳しい批判をしています(´×ω×`)

さらにトランプ大統領は「FRBの利上げが、今回の株安に繋がった」と指摘しました。

中間選挙まであと1ヵ月をきった状態で、今まで株高をアピールしてきたトランプ大統領ですから他人のせいにしたくなるのも納得です。

トランプ大統領的には、自分が引き金で株安が起きたと認めたくないようです。責任を利上げ → FRBのせいにしたいという魂胆が伺えます。

市場は、冷ややかですね。これは誰が見ても「トランプ大統領に責任がある」と見ているため、現在パウエル議長を信じている方が多いはずです。

何より怖いのは、FRBの利上げが進むにつれてトランプ大統領の口先介入の頻度が上がっていることです。

中間選挙も控えていますから、なりふり構っていられない感が出ています。手負いの獣ほど怖いものはないと言いますしね(´;ω;`)

来週はFOMC議事録と7-9期の決算発表に注目

利上げに対してトランプ大統領の圧力が強くなっている中、来週17日（水）にはFOMC議事録（9月25日・26日開催分）の発表があります。

大筋は利上げペース維持で問題ないと思いますが、タイミング悪くトランプ大統領の発言などがあるとまたリスクオフ要因にも発展しかねません。

今後の利上げに対しても意欲的なタカ派よりな内容だった場合は、円安要因として働きます。

他にも気になる米経済指標はありますが、米企業の7-9月期決算の発表が本格的に始まりました。

来週の主要なところでは、15日にバンク・オブ・アメリカ、16日にゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレー、18日にアメリカンエキスプレスなど金融系が揃っています。

今週発表されたシティグループでは、債券トレーディング収入が6四半期ぶりに増加するなど好調な兆しを見せています。

好調な発表があれば、先週落とした株価を戻せるチャンスとなります。結果次第では、NYダウも回復を見せてリスクオフが後退するかもしれません(　･`ω･´)ｷﾘｯ

今週は動きが少ないと言われているドル円でも大きな値動きを見せたので、しっかりとアンテナを張って稼げる時にしっかりと利益を出しましょう！(✻´ν`✻)

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2018年10月8日（月）～10月12日（金）のFX収支