今のようなレンジ相場で力を発揮するストキャスティクスを詳しく解説(後編)
最終更新日: 2015-10-9
ストキャスティクスの使い方 後半
昨日は、ストキャスティクスの使い方の基本をお伝えしました。今回は、実戦に使いやすいように、実戦編をお届けします。(*●⁰ꇴ⁰●)✧
ストキャスティクスは、売られ過ぎ・買われ過ぎを判断して、逆張りに向いている分析ツールです。過去の為替チャートとストキャスティクスを見ると、これだけで勝てそうなのですが、そう簡単には行きません。
ストキャスティクスの弱点
- トレンドが続くと上下どちらかにストキャスティクスが張り付いて小さな動きになってしまう。
- 売買サインの発生が多すぎる。
赤線で囲ったところは、ストキャスティクスが張り付いているところです。緩やかな上昇を続けていますが、ストキャスティクスは小さな上下動で、上に張り付いたまま。
それとテクニカル分析全体に言えることですけど、チャートをずっと見ていると、ついついトレードしたくなります。 上のチャートを見るとストキャスティクスは、中途半端な40前後なのに、何となくで売買してはダメですよ。(´×ω×)
もし上手く行ってもトレード能力の向上にはつながりませんから。じーっと我慢するのがコツの一つです。( ・`ω・´)キリッ
ストキャスティクスはトレンド判断ツールではない
ストキャスティクスは、トレンドを判断するためのツールではありません。そのため、他のテクニカル分析を活用して、トレンド判断を行いましょう。
上のチャートを見てください。移動平均線をトレンド判断ツールとして表示しました。
あわせて、トレンドラインも引いています。15分足チャート上の移動平均線を見てみると、50MAが基本的に下落トレンドラインを描いています。20MAもほとんどの局面で下落トレンド。
このように、まず下落傾向にあるということを、移動平均線で判断します。
もし下落トレンドだったら、ストキャスティクスは、売りサインでのみ仕掛けるようにします。買いサインは、売りポジションの決済シグナルとして利用します。
ポジションが無い時に、買いサインが出ても新規で買いポジションを持ってはいけません。トレンドの向いている方向にだけ売買するようにしてください。
もう一つ、ポイントを紹介しておくと、ストキャスティクスなどのオシレーター系を中心に見ていると、上や下にストキャスティクスが張り付いていると売買したくなくなりますね。
でも、それではもったいないんです。大きなトレンドが出来ていると買われ過ぎや売られ過ぎに張り付いてしまいます。そんな時は、オシレーターが買われ過ぎゾーンの中にあっても、%kラインが%Dをクロスするタイミングでポジションを持ってもいいんです。
これ初心者にはちょっと難しいかもしれませんね。無理せずに経験を積んでいけば感覚を掴めます。あきらめないで頑張りましょう。(✻´ν✻)
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