FX投資の基本ファンダメンタルズ分析・後編
最終更新日: 2015-11-18
ファンダメンタルズ分析の第三回はズバリ「織り込み済み」「噂で買って事実で売る」です(๑´ω`๑)♡
ファンダメンタルズ分析で注意するべき「織り込み済み」について
織り込み済みとは、好材料や悪材料がすでに価格に反映されている状態のこと。
経済指標の結果は、常に予想の数字が公表されています。
FXトレーダーは、その予想値で売買をしていますので実際に経済指標が公表される前に、為替相場がすでに動いているのです。
なので実際に公表された数字と予想値がほぼ同じの場合、相場はほとんど動かないことが多いのです。
予想とかけ離れた数字が出ると「サプライズ」として大きく変動します(*●⁰ꇴ⁰●)✧
11月6日発表の米雇用統計は、予想18.1万人だったのに結果が27.1万人と大幅増加のサプライズでドル/円は1円以上も上昇。
サプライズの典型的な相場でした!
FX初心者が勘違いしやすい為替の法則
これが初心者には分かり難いんですよね。
米雇用統計の数字や米国GDP成長率が悪かったら景気悪化でドル売りとセオリーを覚えてしまうと、この織り込み済みで損失を出してしまうことがあります。
私も最初戸惑いましたもん。だって数字が悪いのにその国の通貨が買われるっておかしい!
とモニターを見ながらひとりで憤慨していました(´×ω×`)
ニュースを書く人にとっての織り込み済みは「あいまい」
実際この「織り込み済み」ほど、危ういというか便利な言葉はありません。
それは何よりもニュースを書く人にとってです。
悪い数字や良い数字が出ても予想に近くて相場が動かなければ、織り込み済みと書いておけばOKなところがあります。
どこまで織り込み済みかは誰にも分かりませんので、逆に予想と結果が同じであっても相場が動く時もあるんですよ。
この辺りは「相場ってあいまいなもんだな」と考えておきましょう。
ファンダメンタルズ分析の応用「噂で買って事実で売る」
似た言葉で、噂で買って事実で売る!という言葉があります。
これもトレーダーの心理と行動を表している言葉で、ファンダメンタルズ分析の材料となる金利や中央銀行の政策金利発表などをトレーダーは先回りして予測します。
例えば、中央銀行が政策金利を上げそうだという噂があれば、先に買っておくので通貨は上昇します。
そして実際に金利を上げたという事実の段階では、もう利食いを行うのです。
すると噂の段階で大量に買われて上昇した通貨が、事実となった時点で売り浴びせられて下がってしまうという流れが起きることに。
人の先を行く予想をしてFXで大きな儲けを得るには…
ファンダメンタルズ分析の基本からするとおかしな動きですよね。
これが織り込み済み&噂で買って事実で売るという意味合い。
これを理解していないと、為替相場の動きとファンダメンタルズの材料で関連性が分からなくなり、売買が嫌になってしまいます。
トレーダーや投資家は、先読みしている人も多いということです(´×ω×`)
人の半歩先を動かないと大きな利益は得られませんからね!
ファンダメンタルズ分析について3記事に渡って書きましたが、いかがでしたでしょうか?
基本を知っておかなければ「織り込み済み」などの動きも理解できませんからね。
最初に言った通り、ファンダメンタルズとテクニカルはバイクの両輪のように両方で価値があるものなので、どちらも疎かにしないようにしましょう(๑´ω`๑)♡
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先日の旅行の続き(✻´ν`✻)
先日の旅行で船舶免許を持ってる人がいて、ボートに乗らせてもらえるという事で、モーターボートに乗りました!!
うねりがあまりなかったので、物凄い揺れはないだろうと思いましたが、30キロぐらいのスピードでもすっごくスピードが出てる感覚~\(*●⁰ꇴ⁰●)/
お城があるふもとまで連れてってもらいました♡
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
風を切って海を走るって、すーっごく気持ちが良いですね(๑´ω`๑)♡
私も船舶免許が欲しい!w まったく影響されやすいですなw
海、好きだなぁ♡ とっても楽しかったです!!!
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡