ドル円相場は3週間ぶりに高値を更新した2019年4月1日週のFX収支 +106,000円
最終更新日: 2019-4-7
1分でわかるこの記事の内容
- 2019年も4月に突入!体調は壊していませんか?
- ドル円相場は111円台に入り堅調な動きに
- トランプ大統領が「FRBは利下げするべき」と発言
- 米中関係の改善から円安ドル高が進みそう
- 今週の私のFX収支はこちら!(解説付き)
2019年も4月に突入!体調は壊していませんか?
今週もお疲れさまでした!ついに4月になりましたね!
寒暖差が激しいので、あなたも体調を壊していませんか?
私は水曜当たりから熱が出て少しは良くなったのですが、まだ微熱と咳・鼻水に苦しめられています(´;ω;`)
FXトレーダーが体調不良になったら…
FXトレーダーあるあるですが「身体が資本」とはよく言ったもので、体調が悪いと思考も行動もスピードが落ちます。
何よりトレーダーは自分がトレードしないと収入がゼロな訳ですから、精神的にも参りますよね。
「チャートを見てるだけ」と中途半端にトレード姿勢を出さずに、「休む時は休む」としっかり相場から離れた方が良いです。
判断力が鈍っている時のトレードがどんな結果を招くかは、あなたもご存知のはずです。
私も今週末にはしっかり治したかったのですが、明日も一日横になっていようと思います。
さて前置きが長くなりましたが、私も一時離れていた今週のドル円相場の復習と来週のイベントなどを見ておきましょう!
ドル円相場は111円台に入り堅調な動きに
3月末の先週のドル円相場は、米中貿易協議の進展からドル買いが発生しましたね。
110円後半で先週末を迎えていました。今週は4月1日(月)に一時111円を割り込む場面がありましたが、その後は堅調に円安に動いています。
チャートの形は違えど、値幅や動き方は先週に似ていますね。
2週連続でジワジワと円安ドル高に動いています。
これは米中貿易協議の進展という事実と投資家たちの期待感も含まれています。リスクオンムードが加速しそうにも見えますね(๑´ω`๑)♡
米3月雇用統計は市場予想を上回る好調
そして4月5日(金)に発表された米3月雇用統計では、雇用者数で市場予想をわずかながらも上回りましたね。
前回の米2月雇用統計時は、雇用者数がわずか2.5万人だった(今回上方修正されて2.8万人へ)ため数値が戻ってきたことはプラス材料です。
米3月雇用統計の結果:2019年4月5日(金)発表
予想 | 結果 | 前回 | |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数変化 | 17.7万人 | 19.6万人 | 2.8万人(上方修正) |
失業率 | 3.8% | 3.8% | 3.8% |
平均時給(前月比) | 0.3% | 0.1% | 0.4% |
平均時給(前年比) | 3.4% | 3.2% | 3.4% |
雇用者数以外を見てみる失業率は横ばい、平均時給は前月比・前年比ともにダウンしています。
誤差範囲かもしれませんが、プラス・マイナス入り乱れた結果となりました。
発表時のドル円チャートを10分足で見てみましょう。
21:30の発表前にドル売りが先行しているのがわかります。先月の発表から悲観的な予想したトレーダーによる売りですね。
しかし発表された途端に大きくドル買いが発生しています。
雇用者数の結果が市場を上回ったためです。しかしながら他の指標を見ると、「そこまでのプラス材料じゃない?」と判断されたのか買いと売りが入り乱れています。
また最終的に少しドルが売られて週末へ突入したのには、訳があります。
トランプ大統領が「FRBは利下げするべき」と発言
同5日にトランプ大統領は、「FRB(連邦準備理事会)は利下げすべきと強調するとともに、量的緩和(Quantitative Easing)の必要がある」と発言しました。
さらに「FRBは本当に景気の足を引っ張った」「インフレはまったくない」とFRBを批判する場面もありました。
もちろんこれを受けてFRBは即刻利下げをする訳ではありません。しかしトランプ大統領による圧力なのは事実です。
また先月トランプ大統領は、トランプ陣営の経済顧問を務めた経済評論家であるスティーブン・ムーア氏をFRB理事候補に選出しています。
昨年12月利上げは「大きな間違い」と発言したムーア氏
彼もまたトランプ大統領と同じく「昨年12月の利上げは間違いだった」とFRBを批判しています。
これからトランプ大統領のFRBへの圧力が激化することが懸念され、「もしかしたら利下げがあるかも?」という考えからドルがまた売られて週末を迎えました。
米中関係の改善から円安ドル高が進みそう
そして気になる来週ですが、トランプ大統領の発言が気になるものの米中合意への期待感から先週・今週に引き続いて堅調に円安へ動きそうです。
直近の中国経済指標も悪くない結果だったので、中国経済への不安感が現状後退しています。
今のうちに米中合意への道が示されれば、さらなる円安ドル高が期待できますね。
トランプ大統領も協議の見通しについて「4週間でわかるだろう」と早期合意を示唆しています。
FOMC議事要旨でのハト派度合に注目
FRBが今後すぐ利下げをする可能性は低いですが、10日(水)にはFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨の公表があります。
FRBは金利引き上げ対して慎重な姿勢=ハト派姿勢を示してきましたが、その度合いによって利下げを連想させるとドル売りに繋がる可能性もあります。
ここはパウエル議長に真っ向から対立してもらいたい所ですが、トランプ大統領が本気を出したらどんな手を使ってくるかわかりません。
利下げ動向は、少し長期的な目で見ましょう。他にも米・3月消費者物価コア指数(CPI)など注目指標がありますが、材料がない画面では今週半ばのように動きが少ない時間も多いと思います。
チャンスをしっかりとものにできるように、情報には常にアンテナを張っておきましょう!
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2019年4月1日(月)~4月5日(金)のFX収支
今週は冒頭にも書いた通り、週中から寝込んでいたので1日の1回だけのトレードです。
3月末の底値から1日高値の2回目の山を狙ったトレードですね。
もう少し待てばブレイクして倍近い利益が出ましたが、ブレイク時はどちらに動くのか慎重に見極める必要があります。
米2月小売売上高がマイナスだったこともあり、決済した判断は問題なかったと思います。
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コメント (4)
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1. ともこ
メイさん。
体調壊されていたんですね<(_ _)>
この時期花粉が舞ったり、寒暖差があったりで過ごしにくいですよね(;_;
良くなったみたいでよかったです(*^_^*)
私看護師してるので何か力になれることあったらなぁなんて思っちゃいました(笑 -
2. ともこ
そんな中でもチャンスでしっかりトレードできてすごいと思います!
私も自分でメイさん頭脳をまねて、しっかり利益を出せるトレードしてみたいと強く思いました。
ご質問があります。
1.メイさんはファンダメンタルの情報を何のツール(アプリなど)で得ているのでしょうか?また、その情報が円高要因のニュースか円安要因のニュースかはどのように判断していますか?
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3. ともこ
2.4月1日8時のトレードは私の引き方ではフィボナッチに当たらなかったのですが、どういった理由で買いエントリーなさったのでしょうか?(前の高値からの横のラインをサポートラインと考えたのでしょうか?)
3.1時間足ではエントリーした次の足でかなり下げ、大きな含み損(10pips以上)抱えていたかと思うのですが、損切りせず持ち越せたのはどういったお考えからだったのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m> -
4. メイ
>ともこさん
コメントありがとうございます!
1、基本的にはニュースサイトからですね!こちら↓の記事でどんな風に1日のスケジュールを立てているかわかると思います。
専業FXトレーダーの1日の過ごし方を公開!タイムスケジュールで解説します
2、3月25日の底値から4月1日の高値をフィボナッチで見ていましたね。トレードだけを見てもなかなか他人が考えていることを予想するのは難しいですよね。
3、こちらも上記フィボナッチで見てもらうとわかりやすいと思います。
ここは損切り110.70円あたりで構えていました。80銭をきった時は損切りしようか悩んだんですが、まだ21時だったのとそれまでの円安の動きが強めだったことでもうしばらく様子を見ようと判断しました。
正直週初めだったというのも大きいです。さすがに70銭をきって38.2%のラインが近づけば損切りしましたが、ここで損失を出しても週後半でカバーできると思ったからです。
実際は風邪でダウンして1回だけのトレードになりましたけどね(´×ω×`)