資源安で下落が続く豪ドル/円のダブルボトム
最終更新日: 2015-7-29
豪ドル/円の日足チャートがダブルボトムを描いています♪
ダブルボトムはチャートパターンの一つで、ここから反発する可能性を秘めた形。
為替含めて相場は、特定のパターンを描くことがあるんです。
そのパターン通りに動いて利益をゲットできるといつもより嬉しくなってきます!
移動平均線は下落トレンド。
2015年2月3日の安値;89.3721円をブレイク寸前まで下落。7月8日には89.6318円を付けてから反発。もう一度、下落してダブルボトムを形成するかもという日足チャート。
↓の図はWの形を描くのが典型的なダブルボトムで、相場の底で出てきます。描いてみました(●⁰౪⁰●)ニヤリ
更にこっち↓の図は高値圏で出てきたら、ダブルトップの形で、下落の予兆。
実際、最初の画像の豪ドルの状況を確認してみると、売りたくなる材料が多い。
もちろん、ここから下落する可能性もある!
豪ドル、上昇・下落共に激しく動きそうで、逆張り派も順張り派もトレードのチャンスだと思います。
ダブルボトムだからといって強気で行くと負けそうな気がする(´×ω×`)
豪ドルに痛いのは、商品市場の下げ。
私も為替ばっかり見ている間に…原油や金がどんどん下げていることに、遅ればせながら気づきました!
資源国の豪ドルは、金や鉄などが下がれば、そのまま不景気になるという資源経済。ロシアや南アフリカ・カナダも資価格との関係が深い国。
そのため、豪中銀は、金融緩和が規制路線。スティーブンス総裁は、豪ドル下げを誘導するために、ずっと発言を続けていた位です。
でも、少しだけ風向きが変わりつつあるようで、住宅価格の高騰や追加緩和のリスクを声明で言い始めているの。いちおう、予想は、もう一度、利下げをするのではないかとみられているけど、中銀の意図としては、データ次第で決めるというところなのでしょう。
私は、このところの中国株下落や中国経済減速を考えると、利下げの可能性は高いと思っています( ・`ω・´)キリッ
カナダやNZが利下げ。南アフリカは利上げするなど、資源国の中央銀行は、今の商品市場の下げや中国経済を深刻に考えている感じが出ているし。
30日には、豪6月住宅建設許可件数(前月比予想:-1.0%、5月:+2.4%)も発表されるので注意しておきましょう。
そして、それ以上に中国経済や株式の行方が豪ドルの上昇・下落を左右しそう。
中国株が反発すればリスクオン&景気回復で豪ドルは上昇する可能性が出てくると思います。
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