2020年6月1日週の週間FX収支は「+94,500円」ドル相場は大きく円安に動き108円から109円台へ
最終更新日: 2020-6-7
- 株高を背景に長らく越えなかった108円そして109円台へ
- 米5月雇用統計もプラス要因!一気に円安にシフト?
- 大筋は円安で問題ないが足元にはリスクオフ懸念も
- FXのチャンスは逃してもまたすぐにチャンスは来る
株高を背景に長らく越えなかった108円そして109円台へ
「行き過ぎもまた相場」今週のドル円相場は、そんな格言がピッタリな動きでした。
ずっと越えられなかった108円を突破すると、その後も続伸し109円台後半まで円安ドル高に動きましたね。
週明けこそアメリカのデモ拡大などから動きが鈍かったですが、2日夜からの動きが大きかったですね。
私も「コロナ緩和ムードがあるとは言え、そこまで動かないだろう」と油断してので、2日夜の急騰は逃しました。
「今週から仕事が忙しくなった」という兼業トレーダーさんも多いと思うので、ちょっとタイミング的に難しかったかもしれません。
それでも世界的なコロナ緩和からくる楽観ムードや株高というプラス要因はうれしいですね!だんだんと私たちの生活も通常に戻ってきています。
これからのドル円相場は、順調に円安ドル高に動くのか?今週のドル円相場を振り返りながら、シナリオを考えていきましょう!
米5月雇用統計もプラス要因!一気に円安にシフト?
6月5日(金)に発表された米5月雇用統計の結果も市場予想を上回る結果となり、サプライズ要因となりました。
思いの外、良い結果でちょっとびっくり? https://t.co/fm68O0czAS
— FX投資家メイ @ FX収支公開してます/ドル円FXトレーダーブロガー/FX初心者/コロナ禍/円安 (@fxsasakimei) June 5, 2020
ドル円相場は発表前からすでに109円台へ突入していましたが、さらにプラス要因となって109円台後半で週末を迎えましたね。
今週の円安・プラス要因を振り返ってみましょう!
- 世界的なコロナ規制緩和ムード
- 株高・原油先物価格の上昇
- EU復興基金(ECB緊急購入74兆円増)
- 中国5月財新サービス業PMIが予想外の好調
プラス要因が良いタイミングで重なってくれたためドル円相場は大きく動きました。
NYダウ平均株価も大幅な値上がりを見せ、3ヵ月ぶりに27,000ドルまで回復しました。
表面上を見れば、非の打ちどころがないほどに円安ドル高基調となっていますね。では本当にこのまま円安ドル高に進んでくれるのでしょうか?
大筋は円安で問題ないが足元にはリスクオフ懸念も
今週の円安要因が1つではなかったことによって、大きな円安ドル高トレンドを形成する可能性があります。
1つだと跳ね返されやすいですが、大きな勢いでリスクオンムードが作られているという訳です。なので、大筋や長い目で見れば「円安ドル高が継続しそう」との見方で問題ないですね。
しかしながらまた円高に動く可能性がゼロではありません。
来週以降のドル円相場の円高懸念材料
- 収束見通しの立たないアメリカ抗議デモ
- 米中関係、アメリカが第1段階合意を破棄する可能性
- コロナ禍第2波懸念
- 日本の経済対策・給付金の遅れ
心配したらキリがないですが、最近のトランプ大統領を見ていると八方ふさがりのような気がしてヒヤヒヤします。
収まらないデモ、大統領選挙ではバイデン氏が優勢、中国との駆け引きも経済の混乱を招くため身動きが取りづらい。何をしようにもトランプ氏にとってマイナスに出る面が多く、ネガティブサプライズを発動しないかが不安です。
来週のFOMCは政策金利据え置き予想もYCC議論へ
また来週6月9日(火)・10日(水)には、FOMC(連邦公開市場委員会)が開かれます。
今回に関しては新しい動きはなく政策金利も据え置かれるとの予想が強いですが、「年内にイールドカーブ・コントロール(YCC)を採用する」との見方が強まっています。
- イールドカーブ・コントロール(YCC)とは:長期金利と短期金利の誘導目標を操作し、イールドカーブを適切な水準に維持すること。
イールドカーブって何?という方はこちら↓
米5月雇用統計が好調で最悪なシナリオを避けられたことによって、米イールドカーブは3月以来で最もスティーブ化(傾斜がきつい)しており、短期金利と長期金利の差が大きくなっています。
スティーブ化は「足元の状態はよくないけど、将来の見通しが明るくなっている」証拠です。「それならいいのでは?」と感じるかもしれませんが、長期金利ばかりが上昇し短期=足元の経済が活性化しなければ意味がありません。
そこでFRBは指値オペや国債買入れ増額などを行い、イールドカーブを力づくでコントロールしようとしているのです。
イールドカーブ・コントロール(YCC)の導入が実現されれば、米長期金利は当然のことながら低下します。それはドル売りを引き起こし、今週発生した円安トレンドにも影響します。
年内導入予定とのことなので、今週のFOMC声明時にはYCCに関して言及があるか?にも注目が集まりますね。
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FXのチャンスは逃してもまたすぐにチャンスは来る
今週は1回のみのトレードでした。週末に雇用統計を控えていたため、月曜な動きが鈍い相場が続くと思っていました。
108円を超えるような大きな動きがなかったら今週はノーポジだったと思います。
そう思っていたのもあって、6月2日の急騰には出遅れました。
#ドル円 週明けの様子を見ててもう少し時間かかるかと思いましたが、ダウ先物と原油先物の上昇から一気に108円台へ✨
— FX投資家メイ @ FX収支公開してます/ドル円FXトレーダーブロガー/FX初心者/コロナ禍/円安 (@fxsasakimei) June 2, 2020
一時108.5円近くまで伸びてるし、こういう時は一気に伸びることもあると久々に感じましたね?
途中からエントリーすることもできましたが、108円をしっかりと突破したのは1ヶ月以上開きがあったので2日の夜は様子を見ました。
3日のエントリーは、その翌日「更に高値を狙えそうな所」で2回目の山を狙ったトレードです。
先週26日のトレードと同じような狙い目でしたね。先週は損切りまで待ったこともあり、伸びが怪しくなったところで早めの利確をしました。
案の定、最後108.5円まで下がっていますが、高値更新と言えども反動をつけて上がっていくことはあります。こうなると来週は110円台が見えてきそうですが、少し長い足で見てみると3月後半まで相場はさかのぼります。
コロナ禍で世界中がパニックに陥っていた時期なので判断は難しいですが、その前の高値は3月末の111.7円あたりです。
110円を超えたとしてどこまで伸びるかは、材料次第で不透明感がありますね。また110円の反発も大きいと思うので、109円のように簡単には突破しないかもしれません。
良い流れにはなってきていますが、雰囲気やムードに流されないようにも注意しながら来週もトレードしましょう(✻´ν`✻)
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
今週もお疲れ様でした。金曜日の雇用統計があんなに良い結果になるとは思わなかったですね。来月も注目します。今週のチャートは右肩上がり。エントリーポイント間違えずにしっかりトレードしたいです。今週から仕事もいつも通りに注文が入り出して来ました。自分も感染対策しながら、徐々に活動範囲を広げて行こうと思っています。
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
いいですね!私も今週あたりから気にしながらですが、外に出たり行動しようと考えています(๑´ω`๑)♡