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99勝1敗でもマイナスになる。それがFX

あなたのFXの勝率はどれくらいですか？

私は毎週日曜に出している約定履歴から計算をすると、トータルで約60%ほどです。つまり40%は負けています。

「99勝1敗でマイナス収支」ってそんなことあり得るの？と思うかもしれませんが、その1敗が99勝の利益を食ってしまった場合、負けになるのがFXです。

逆に言えば1勝9敗でも、その1勝が9敗の損失を補える以上の利益であればプラスになりますね(✻´ν`✻)

前者の場合は、勝率99%でマイナス収支。後者は勝率10%でプラス収支となります。

なぜいくら勝率が高くてもマイナス収支になるのか？そういった人たちの心理を学びながら、トレードをする際に気をつけることを学んでいきましょう！

99勝1敗でマイナス収支は実際にあった話

99勝1敗は例え話ではなく、FXで実際にあった話です。

過去2012年～2015年は、アベノミクス相場と呼ばれ大きく円安ドル高に推移した相場が続きました。

赤い四角で囲った部分がアベノミクス相場に当たります。お分かりの通り、この間はロングポジションさえ持っていれば誰でも簡単に利益を出すことができました。

上記は月足チャートなので、若干の戻しがあるとしてもナンピンすればそのうち復活するという奇跡の相場ですね(´×ω×`)

連勝中は自分が特別な存在に思えてくる

もちろんアベノミクス相場の時だけではありません。

調子がいいと「自分はFXをやるために生まれてきた」「よく錯覚するとかいうけど、自分だけは別。これは本物」などと根拠のない自信を持ったことはありませんか？私はありますよ(´;ω;`)

上記を考えたことがある人は黄色信号が出ています。「負ける訳がない」と思っている人は完全に赤信号です。破産の一歩手前まできています(　･`ω･´)ｷﾘｯ

lot数を増やしてリスク管理をやめたらアウト

なぜ破産の一歩手前まできているのか？アベノミクス相場は、誰もが「負ける訳がない」と考えていました。

何回トレードしても勝てる訳ですから、lot数を増やしていくのは自然な流れです。一時戻ったとしてもナンピンしていれば、プラスに転じる訳ですから損切りもせずストップロスも入れなくなります。

ここまで来たらもうわかりますよね？相場は、いつまでも同じ方向に動く訳ではないんです。

増やした資産ぎりぎりまでlot数を増やしリスク管理を全くしていなかったトレーダーは、アベノミクス相場の終わりと共に大きな損失を出しました。

損切りができずズルズルと含み損を増やした結果、それまで増やしてきた利益が全てなくなるほどの損失を出したという話を聞きます。

いつだってFXは、リスクが伴っている事を忘れてはいけません。そしてリスク管理を辞めてしまったら…破産はもう目の前です。

「損切り」とは含み損を見切り捨てるという意味がありますが、今以上の損失が出ないように新たな損失から切り離してあげると考えた方が的確な価格で損切りできるかもしれませんね(　･`ω･´)ｷﾘｯ

逆に負けからスタートすれば安心なのか？

今度はアベノミクス相場とは逆のパターンを考えてみましょう。

連勝ではなく負けトレードからスタートすれば安全なのか？実はまたそれも違います。

仮にあなたがトレードで大きな損失を出してしまったとします。または連敗が続いたとしましょう。普通の人であれば「よし！負け分を取り戻そう！」と考えますよね？

しかしそれが大きな落とし穴です。負けを取り戻そうとすると人は、決まってこのような行動をとります。

• いつもはポジションを持たないようなタイミングでエントリーする
• 取引回数を増やす
• lot数を増やす

これは全部NGです。特にlot数を増やすのは、もっての他です(´×ω×`)

「負けたらlot数を倍にする」いわゆるマーチンゲール法を用いてる方がいますが、マーチンゲール法は資金が無限にある人以外は、使わないほうが無難です。

ではこういった時どうするのが一番良いのか？実は上記の逆をするのが一番効果があります。

負けている時は規模を小さくするか休む

• いつもと変わらず、ルールの範囲内でトレードする
• 取引回数は増やさず、むしろ減らす
• lot数も現状維持か減らすのが望ましい

長くトレードをしていると連勝する時期と連敗する時期が存在します。

「損小利大」が理想的なトレードの形ですから負けを取り戻そうとするのではなく「どうすれば損失を少なくできるか？」をまず考えるべきです。

また休むことも効果があります。トレードはしなくてもFXの勉強はできます。

私はトレードで損失が出た時は、滅多なことがない限りその日にもう一度トレードはしません。買い物に出かけたり、FXとは関係ないことをして気分転換します(✻´ν`✻)

トレードをしないと機会損失のような気分になってしまいますが、見えない利益となりあなたの中に積まれています。

回数やlot数を小さくして勝てるようになったら元に戻していきましょう。規模を小さくしても負ける場合は、ルールに原因があると特定できます。

エントリーポイントや損切りの幅を調整していきましょう。ルールを変える時もlot数が少ない方が効率的ですね(✻´ν`✻)

1つ1つのトレードは大事。でも一喜一憂しない

今回は連勝からの失敗、損失を取り戻そうとする失敗の2つのパターンを紹介しました。

両方に共通して言えることは「1つの結果に問われず、いつもと変わらないトレードを続けることが重要」という点です。

私も長い間20lot固定（2018年からは50lot固定）でトレードしていますが、lot数を変えることはかなりのリスクを伴うことを理解してください。

そして短期的な結果や勝率ではなく、長期的にトータルで利益が出るか？です。FXは負けない人が強いんじゃなくて、負けを認めて損失確定できる人が生き残ります。

もし自分のトレードが当てはまりそうな人は、自分を見つめ直すチャンスだと思って実践してみてください(๑´ω`๑)♡

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レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡

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