【FX収支】10月21日週のFX収支は「+98,500円」珍しくドテンしてなんとか辛勝
最終更新日: 2019-10-27
ドル円相場はFOMCを前に膠着状態
今週のドル円相場は、一時ブレグジットの影響で108円台前半まで円高に動く場面がありました。
しかし、米株の好調や米中関係の進展期待によって一時的な下げで済みましたね!
今週のドル円相場は、かなり値動きが少なかったです。改めて高値・安値を見てみましょう!
今週のドル円相場の高値・安値
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
108.430 | 108.772 | 108.249 | 108.666 |
もうお気づきの方もいると思いますが、今週のドル円相場はわずか53銭しか動いていないです。
この動きの中でトレードをするとどうしてもダマシに引っかかったり、利確まで待ちすぎたり、判断に迷う場面が多かったと思います。
そういう私もかなり珍しく同じ日に2回のトレード、ほぼドテンのような形でポジションを持ち直し、なんとか勝ちを収めた週でした。
それではFOMC(連邦公開市場委員会)を前にしたドル円相場の復習と、来週以降の相場について考えてみましょう!
ドル円は方向性を失い来週以降に持ち越し
今週は動きも少なかったので、復習の部分はサラっといきます。また来週に大きなイベントが集まっていますからね。
今週ドル円相場に影響を与えたのは、
- ブレグジットによる先行き不透明さ:円高要因
- NYダウ平均株価が堅調:円安要因
- トルコ停戦による制裁解除:円安要因
- 米中関係の進展(電話による高官級の通商協議):円安要因
23日(水)に108.20円辺りまで円高になる場面がありましたが、円安要因の方が多く、週末へ向けて108円台後半まで伸びました。
それでもFOMCと日銀金融政策決定会合が控えており、ブレグジットの新しい期限も来週まで未定となっているため動きは限定的でした。
FOMCとブレグジットの行方が重要!両方重なった場合は?
問題は来週以降ですね!まずはFOMCでの利下げ動向です。
10月29日(火)・30日(水)に行われるFOMCでは、25bpsの利下げが予想されています。
「CMEの FedWatch ツール」でも93.5%となっており、ほぼ織り込み済みとみて問題ないでしょう。
CMEの FedWatch ツール: FOMCへカウントダウン
さらなる追加利下げ示唆があった場合は?
注目点は「さらなる追加利下げがあるのか?ないのか?」です。FOMCは年内12月にまだ1回残っていますね。
もしさらなる利下げor継続的な利下げが示唆された場合は、ドル売り要因となるため円高要素が見込まれます。
しかしながら株高への影響や市場に利下げ好感ムードになった場合は、リスク選好となり円売りも発生します。揉み合いながらの様子見ですが、影響は限定的になりそうですね。
逆に利下げ打ち止めとなった方が、株価の下落から円高要因が強まるかもしれません。
ちょっと特殊な反応になっていますが、すでに10月の利下げが織り込み済みな点がミソですね。
ブレグジットの行方も気になる
30日(水)・31日(木)で開催される日銀金融政策決定会合も注目ですが、おそらく金融政策は据え置きになるはずです。
ただでさえ日米金融政策格差が生じてきている訳ですからね。ここで下手に動くことはないと思います。
そうなってくると気になるのは、ブレグジットの行方です。
10月31日の離脱期限が延期となりましたが、新しい期限は「これから数日かけて決める」と現時点ではまとまっており、来週以降緊急会議を開き決定されます。
12月12日に総選挙は行われるのか?
ジョンソン英首相は「今月末までにEUを離脱できないなら溝で野たれ死んだ方がマシ」と発言しており、EUが1月31日までの延期を認めるなら「12月12日に総選挙を実施したい」と表明しています。
「野たれ死ぬ」って一国の大統領が使う言葉ではないですね。でもそれほどブレグジットが混乱の最中にあることを表しています。
ただイギリスでは、首相に解散権はありません。選挙実施には下院で3分の2以上の賛成が必要です。
明日28日に選挙前倒しの首相提案を出すようですが、3分の2以上の賛成が得られるかどうかはかなり厳しい局面だと思います。
そうなるとまた堂々巡りな気もしてきますね(´×ω×`)
最悪なのは、利下げ打ち切りとブレグジットの混乱が合わさるケースです。
タイミング悪くメディアの報道などが重なった場合は、持ち直していたドル円相場も円高に急落する場面があるかもしれません。
来週は大きなイベントやブレグジットの進展がありそうなので、今週以上に気を引き締めてトレードしてください( ・`ω・´)キリッ
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動きがない相場でドテンした理由
今週のドル円相場は、先週以上に動きが少なかったですね。
FOMCを来週に控えていたのである程度の予測はできていましたが、私も「ここまで動かない」とは思っていませんでした。
トレード計画を立てる上で正確な予測はいらないですが、この「ある程度こうなるだろう」という予測を持つことは重要です。
トレードの経験が増えれば自ずとできるようになるし、分からない場合は各種メディアの予想レンジを複数個見て判断しましょう!1つだとちょっと鵜呑みにするのは怖いですからね。
フォボナッチ・リトレースメントでは、10月4日安値・17日高値を結んだ短いパターンと4月最高値・8月最安値を結んだ長いパターンの2つで見ていました。
動きが少ない=チャンスが少ないと思っていたので、短いパターンの23.6%を割ったところで売りエントリーで入りましたね。
しかしエントリーしておきながらも「小幅な動きでまた戻ってくる」懸念は大いにありました。だからこそ、大事をとって2回目の下げの時に入ったのですが…案の定押し戻されました(´;ω;`)
今度は長い方のフィボナッチで見た時に、50%のラインが108.42円にあたりにありました。
これだけ膠着しているレンジ相場だからこそ「108.50円を越えれば上に抜けるかも」という期待もありましたね。
どちらにしても損切りは、10pips以内で入れていました。こちらも108.35円ほどに入れてましたね。こういう相場だからこそ、細かくストップを入れるようにしてズルズルと様子見するのを防ぐためです。
2回目は期待通り108.50円を抜けて、上昇してくれました。利確に悩みましたが、2時を回りそうになったことと108.70円手前でもたついたので確定しましたね。
私の20pipsほどを狙うトレードでは、今週唯一のチャンスだったかなと思います。先ほど書いたある程度の予測が立てられるようになれば、こういったチャンスを逃すことなく利益を積み重ねることがしやすくなりますよ(✻´ν`✻)
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