2021年3月22日週の週間FX収支「±0」ドル円相場は2週間停滞したが来週はプラス要素強め!
最終更新日: 2021-3-28
今週のドル円相場はやっとレンジ相場脱却?
今週もお疲れ様でした!ドル円相場は、今月のFOMC後長く続いていたレンジ相場をやっと脱却したという感じですね!
週明けは先週に引き続き、109円より少ししたで寄り付き。材料待ちの状態となりましたが、FRBパウエル議長の議会証言にて米経済の回復に自信を示したこと。またバイデン大統領によって3月31日に「数兆ドル規模のインフラ投資計画を発表する」と報道があってからはプラス材料となり、米長期金利上昇→ドルが買われて高値更新となりました。
バイデン氏、大型インフラ投資計画発表へ 来週ピッツバーグで - REUTERS
詳細はバイデン大統領が3月31日(水)にペンシルベニア州のピッツバーグを訪れた時に発表されるようです。
推定でも関連出資は4兆ドルにも及ぶ大きなものになると見られています。先日1.9兆ドル規模の追加経済対策に署名したバイデン大統領ですが、さらに4兆ドルとなるとすごいですね。
もちろんインフラ計画が進めば雇用も大きくプラスになりますが、インフレ観測がどこまで進むかも懸念材料になります。
インフラ懸念ってどういうこと?
簡単に説明すると「コロナ回復から政権がバンバン施策を行ってドルの価値が上がるのはいいけど、急激に上がりすぎて購買意欲の低下や経済の不安材料にならない?」ということですね。「インフラ」と「インフレ」で言葉は似ていますが、この辺りごっちゃにならないように注意しましょう(✻´ν`✻)
それでもどこかの国の対策に比べると新大統領が頑張っているのは一目瞭然ですね!(皮肉です笑)
具体的な内容が31日に発表されれば、関連株の上昇などが考えられます。長期金利との兼ね合いがかなりナイーブな状況になっているので一概にドル買いとも言い切れませんが、ポジティブな内容には変わりありませんね!
来週は米指標と新要素「米インフラ投資計画」の発表に注目
ちょっとここで今年2021年に入ってからのドル円相場を見てみましょう。
デイトレやスキャルピングを行っている人は日々のトレードに集中しているためなかなか長い足を見るタイミングがないかもですが、最低でも週に1度は見て客観視したほうが良いです。できたら複数チャートで毎日見て下さい。
見ると一目瞭然ですが、今年に入り米大統領選挙の混乱が落ち着いてから大きく円安ドル高トレンドが形成されています。
ここ1~2週間は少し横ばいとなりましたが、再度高値を更新し心理的節目である110円に差し掛かろうとしています。ここまで円安ドル高を進めた要因としては、
- 米追加経済対策への期待感(3月に成立済み)
- FRBによる早期テーパリング観測(否定はされているものの必要のないくらい米経済が堅調)
この2つが大きかったです。だからこそ2つが織り込み済みとなったこの2週間「レンジ相場になった」訳ですね。
そこで現在は「米インフラ投資計画」が新しく浮上してきました。来週31日に具体的な内容が発表→それが成立するまでの議会→実施までの流れ。もちろん内容の修正や実施までの期間の関係で前進・後退はあるものの材料不足だったドル円相場にとっては格好の材料です。よって市場の期待感は、膨れ上がるものと考えられます。
株価・米長期金利・ドルの3関係
今年に入り円安トレンドが形成されると同時に、ドル円相場は米長期金利との相関関係がかなり根強くなりました。しかし、今後は少し相関関係が崩れてくると考えられます。
日足で見ると「どれも右肩上がり」に見えるかもですが、米長期金利はまもなく一昨年の高水準である1.9%を超えて2.0%に差し掛かろうとしています。
そこまでの上昇はゼロではないですが、現実的ではないです。FRBも直近のテーパリングを否定し、腰を据えてカウンター的に動くことを明言しています。
今までは「こうなりそうだから先に施策を!」という市場の期待感がドル円相場を持ち上げてきました。しかしこれ以降は、FRBのスタンスが変わらない限り少し関係性に変化が出てきそうです。
もちろんこの辺りは「市場がどのタイミングで気づくか?すでに気づいているか?」なので、この米インフラ投資計画がどのように作用していくか?で判断していきましょう。
財源はどこから?共和党からの反発もある
推定で4兆円規模のインフラ投資と聞いて、普通に心配になるのが財源ですよね。
バイデン大統領は、トランプ元政権時に実施された富裕層向けの減税を打ち切って財源を確保しようと考えています。大統領が変わったので仕方のないことですが、トランプさんの時もオバマケア廃止で問答していた記憶がありますよね?
就任してまだ3か月だが求心力が様になってきた
「あちらが立てば、こちらが立たず」共和党からも反発は少なからずあり、法案成立までにはそれなりの日時を有すると考えられます。
それでも有り余ってアメリカ経済にとっては好材料と言えますね!来週は4月に入り、2日には米3月雇用統計が控えています。
大筋では米インフラ投資計画のプラス材料から円安ドル高継続と見て、重要指標の結果をしっかりと確認しながら取引していきましょう!
詳しい来週のドル円想定は次節にて行います( ・`ω・´)キリッ
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今週26日(金)は唯一チャンスがあったがノーポジ
正直に言いますが、26日に『モンハンライズ』が発売されていなかったらトレードしていたと思います。私の中でも1.2を争うような好きなシリーズのゲームです。
今回は太刀縛りでクリアを目指しています
久しぶりのシリーズ新作ということもあって、オンラインでモンハン仲間と「ひと狩り」の約束をしていたので金曜日もノーポジとなりました。
FXを仕事と捉えるのであれば、毎日が仕事で毎日が休みのような生活をしている私にとってはゲームの時間は結構大切な時間なのです(๑´ω`๑)♡
前日25日(木)の109円までの動きは、正直その後も「109円寄り付きになりそう」と入れなかったですね。月曜から木曜までの動きもそこまで強くありませんでした。
もし金曜日入っていたとしたら109.3円の高値更新から109.5円までか。その後も円安に伸びているので正直もったいなかったですが、一度高値を付けて戻ってくれているので私としては得意な形になってくれています。
来週は米3月雇用統計・ADP雇用者数・米ISM製造業景況指数など、嫌でも米重要経済指標が並びます。材料には事欠かない週ですね。
しかも円安・円高どちらに転んでもボラティリティ(値幅)が期待できる展開になっています。ボラだけで言えば、金曜の急騰があるので円高に動いた方が若干稼げそうですが、可能性は円安の方が高めです。
一番取りやすそうなのは、先週超えた昨年6月以来の高値更新から110円までの買いエントリー。ただ110円は心理的にも大きな節目になり、その前の高値は昨年3月まで遡ります。
一度で突破できるほどの大きな材料なのか?何度かアタックしてジワジワ突破するのか?この2つでもトレードの仕方は変わりますので、エントリーの際は何を目的にしているかを明確にしましょう!
材料が後半に偏り気味。週明け動向もチェック
材料多めですが、水曜~金曜の週後半に重要なものが偏り気味ですね。バイデン大統領の発表も31日なので、日本時間だと4月1日未明になりそうです。
週明けも円安継続かどうかで、残り3日間どこまで動くかも変わります。期待感が膨れ上がる週になりそうなので、必ずストップを入れてトレードしましょう!
浮足立ちそうな時ほど普段していることを当たり前のようにして、利益を確保しましょう(✻´ν`✻)
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
今週もお疲れ様でした。モンハンで金曜日ノートレってメイさんらしくて良いですね。まぁ自分もよくやりますが、何となく有給休暇使って自宅でゆっくりみたいな感じですかねー(笑)。人それぞれ楽しみがある方が良いですね。私も来週は少し期待しながらチャンスを待ちたいと思います。
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
有給休暇!私は退職の時も全部消化できなかったので、有給に関してはあまりいい印象持ってないんですよね笑
それでも楽しみがあるのは大事ですね!もちろんFXも楽しいですが、自分の都合だけでなく相場の都合が大きいので、趣味とはまた違ったニュアンスがありますよね。
今週は私もかなり期待しています!お互いチャンスを逃さないようにしましょう!