FOMCでの利上げは見送り⇒昨日のイエレン議長の会見を解りやすく解説
最終更新日: 2015-9-18
利上げは見送り!
FRBの利上げは今回見送りに決まりました!
うーん、今回は利上げに踏み切るかどうか予想が割れていましたが、海外情勢に配慮して利上げを見送るとは…。我がまま大国と呼ばれた米国もちょっとは考えてくれたってこと。利上げするかしないかの事前予想はほぼ五分五分でしたしね。
さすがにFOMC後は、ドル安ユーロ高・円高になりました。
株高でル円は120.99円と121円寸前まで上昇していました。しかしFOMCでの米利上げ見送りで120円割れの下落。119.80円まで円高。
イエレン議長の会見まとめ
イエレン議長の会見は分かり易い話でした( ・`ω・´)キリッ
- インフレ率が2%になるまで待つと、失業率は下がるがインフレ率は更に上昇してしまう。
- 世界経済を注視しなければいけない。
- 米国経済は回復し、利上げに踏み切れる状態まで国内消費は良くなった
- 海外の不透明感と軟調なインフレ見通しから、労働市場の改善を含むさらなる証拠を待ちたい。
- 海外情勢の見通しは不透明感を増しており、中国や新興国の成長を巡る懸念で、金融市場のボラティリティ―が増している。
- 10月利上げの可能性ある。
米国経済は、労働市場も消費市場も好調でこのまま良い状態が続きそう。でも海外市場が良くない上に、インフレ率も一時的な影響であまり良くないので様子を見たい!(´×ω×`)
金利見通しでは年内利上げは維持しています。でも、こちらも年内利上げを見送るべきという人が2人から4人に増えるなど、またもや利上げするかしないかでやきもきする相場が続きそうです。
FRBのジレンマ
原油価格の値下がり、中国経済の減速・新興国の減速などは1~2か月で収まることはないと思います。全ては影響しあってますからね。 となると次も利上げできない?米国市場だけを見ていると利上げしなければいけないとFRBはジレンマに陥ってますね。
今回のイエレン議長の会見を受けて、市場の予想は10月ではなく12月の利上げを予想する方が多いようです。ドル高になると新興国のドル建て負債の返済額がぐっと増加する上に、新興国からの資金流出が加速して1994年に起きたメキシコ通貨危機や97年の味化通貨危機のきっかけになりかねません。25日には中国の習近平国家主席とオバマ大統領の首脳会談もあります。
FOMC後のドル/円は
米ドル/円は、今回の利上げ見送りを受けてレンジ内での動きが続くのではないかと思います。ややリスクは円高方面に傾いていると思うので、値ごろ感での買いは要注意です。
何も起きなければ、レンジ内で安値を買い高値を売るトレードが機能すると思います。トレンドラインを引き直しながらチャレンジしましょう。何も起きないということも考えにくいのでストップロスを大切に( ・`ω・´)キリッ
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最後までお読み頂き、 有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡
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コメント (2)
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1. 匿名
10月はついに利上げでしょうか?気になります!
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2. メイ
>匿名さん
そうですねぇ~私も気になります(✻´ν`✻)
ただイエレン議長も年内や10月という含みを持たせていましたが、現状だとまだ五分という見方しかできませんね…(´×ω×`)