2020年3月23日週のFX収支は「+258,500円」東京五輪延期で再度円高へ
最終更新日: 2020-3-29
新型コロナウイルスの影響はまだまだ続く
この週末は埼玉を含む首都圏に外出自粛要請が出て、家で過ごしている方も多いと思います。
今週は東京五輪の延期も確定し、ドル円相場は再度円高ドル安に動き始めましたね。
週明け23日(月)から24日(火)までは「このままレンジ相場になるかな?」とも思えましたが、その後様々な要因から円高へ動き107円台後半で週末を迎えました。
今週も終わってみれば、約4円の値幅がありました。この辺りは下記で、新型コロナの影響が出始めた頃からの動きをまとめています。
では今週のドル円相場の値動きを確認すると共に、来週以降のシナリオについても考えてみましょう!
東京五輪延期から続出したリスクオフ要因
週明けこそ110円~111.50円ほどのレンジかと思われましたが、26日(木)以降から大きく円高に動きました。
- 東京五輪の延期が確定
- 米・新規失業保険申請件数が300万件と悪化(予想100万件)
- 日本の首都圏の外出自粛(都内コロナ患者の急増)
- 新型コロナウイルスの被害拡大による先行き不透明さ
アメリカで新型コロナの被害が拡大するにつれ、世界全体に不安や先行き不透明さが浸透してきています。
これがいつまで続くのか?私的見解を書きました↓
首都圏も外出自粛となり、日本でもかなり不安な状態になってきましたね。
東京五輪延期が確定後、患者数が急増
一部では「東京五輪延期するまで、情報をコントロールしていたのでは?」という見方も出てきていますが、24日(火)夜に東京五輪の延期が決まってから東京での患者数が急増するなど一気に被害が拡大しました。
延期された東京五輪は、来年2021年の7月開幕が有力視されていますね。
プラス要因がなかった訳ではないですが、それ以上に新型コロナの不安感が世界を覆ってきた形です。
年初来安値を目指すような円高ドル安もあり得る
では今後も新型コロナの不安感などからリスクオフに動くのでしょうか?
「先週までは円安だったのに」と動きに困惑しているトレーダーもいると思います。
一度、新型コロナウイルスの影響が出てからのドル円相場をおさらいしてみましょう。
2月末から新型コロナによる中国での被害・世界経済への不安感から大きく円高になりましたね。
そしてその後、各国の経済対策やアメリカの緊急利下げなどの素早い動きによって、影響が出る前とほぼ同じ推移まで円安になりました。
しかしながら今週に入り、再度円高ドル安が進行し始めましたね。「どっちなんだよ!」と思っている方も多いのでは?
2月末の円高と今の円高は違う
2月末の円高は「これから起こりうる不安や推測」によって、円高同安になりました。しかし現在は、アメリカでの実被害・経済指標の悪化という「事実」によって円高になっています。
上で紹介した記事は短期的要因と中~長期的要因とで分けましたが、早くも事実による中期的な要因で円高になる動きが出ています。
2月末からのボラティリティの高さ
週足で見ると投資家心理の困惑ぶりがよくわかります。
週 | ボラティリティ | 値動き |
---|---|---|
2月24日週 | 4.171円 | 円高ドル安 |
3月2日週 | 3.584円 | 円高ドル安 |
3月9日週 | 7.317円 | 円安ドル高 |
3月16日週 | 6.363円 | 円安ドル高 |
3月23日週 | 3.954円 | 円高ドル安 |
平均 | 5.078円 |
為替相場へ新型コロナの影響が出だした2月24日週から5週間に渡り見てみました。
この5週間の週間ボラティリティは、平均で5円を上回っています。
今週こそ3円台に小さくなったように見えますが、週末の動きを見ていると来週以降、再度円高へ動く可能性もあります。
そして困惑する点は、一方向ではないという点です。
今後の大きなポジティブ材料待ちか?
ポジティブ材料として期待できたアメリカ経済の好調も、今週発表された新規失業保険申請件数の300万件越えでかなり絶望的になりました。
来週は米3月雇用統計をはじめ主要経済指標が発表されますが、景気後退は否めず悲観的になりやすい相場だと考えます。
テクニカル的に見ても200日移動平均線も下抜けし、最悪は再度年初来安値を目指すような形になるかもしれません。
上記の表を見ての通りボラティリティは大きく、来週も利益を稼げる可能性はあります。しかしながらこれまでの通り動きが早かったり、乱高下する相場がまだ続きそうです。
また新型コロナの様々な情報が飛び交っているので、自分の身の安全も確保しながら無理のないトレードをしましょう!
こちらのバナーからDMMFXで口座開設した方には、「私の特製レポート」を差し上げています!
レポートには、初心者さんに知ってほしいテクニックやブログには書いていない○技も書いてます!
もちろん「もれなく4,000円」のキャッシュバックのキャンペーンも継続中です!
旅行もあったので珍しく1日2回のトレード
ちょうど今週「1日1回しかトレードしないの?」と質問頂きましたが、24日に2回のトレードをしましたね(✻´ν`✻)
今週は25日(水)~26日(木)と旅行に行く予定でした。旅先でトレードできる準備はしていましたが、正直今回はゆっくりしたかったのでノーポジも覚悟していた週でした。
約定履歴を見てもらえばわかると思いますが、2回とも同じようなタイミングでエントリーしています。
週初めはレンジのような動きを繰り返し、高値を少しずつ更新している形でしたね。
一度目のトレードは急落で損切りをしましたが、それでもサポートラインを割らなかったことや再度110.50円の値段を越えてきたことを理由に再度エントリーしました。
この時は「値動きがだんだん小さくなっていく」と考えていましたね。実際26日に大きく円高に動く前まで、だんだんと値幅が狭まってきました。
東京五輪延期によって、市場には安堵感の方が大きく出たと感じました。アメリカでここまで被害が出ていなければ、上抜けもあったと思います。
やはり今後もコロナvsトランプの図式は変わらずです。一気に好転することはないけど、しっかりと世界の模範になるような対策をとってもらいたいものですね(✻´ν`✻)
最近「収支が伸びない」と思っていませんか?
「最近調子が悪い」「裁量取引に限界を感じる」「自分ってFXの才能がないのかも」そう思ってしまうトレーダーさんは、あなたの他にもいっぱいいます。
そして裁量取引だけが、FXではありません( ・`ω・´)キリッ
シストレ24やフルオートといった自動売買を行えば、もしかしたらあなたの悩みを解決できるかもしれません。
自動売買に興味がある方は一度読んで下さい↓
この記事を読んだ人はこちらも読んでいます
私がメインで使うDMMFX!条件達成でキャッシュバック中(PR)
コメント (4)
-
1. AWFXclubリーダー
今週もお疲れ様でした。1回目のトレードの損切りお見事です。俺も同じタイミングで買っていましたが、あの急落(泣)、あれなんなのー?結構深めに損切りしたので、マイナス大でした。2回目のトレードは111円手前で利確しなかったのが、大きくプラスになりましたね。今はドル円のボラ大きくて、とても楽しいです。負けてるけど(泣)
-
2. メイ
>AWFXclubリーダーさん
いつもコメントありがとうございます!
いや本当「なんなのー」って動き多いですよね…これも全てコロナのせいですね(´×ω×`)
利食いの時はおっしゃる通りボラも大きいので、行くところまで行くようにしています。ただその辺りで動きが鈍ったり、停滞したら怖くなって利確する感じですね! -
3. さんちょす
いつも拝見しています!
ツイッターではいつもありがとうございます!
前の方の回答で
>利食いの時はおっしゃる通りボラも大きいので、行くところまで行くようにしています。ただその辺りで動きが鈍ったり、停滞したら怖くなって利確する感じ
とありますが、動きが鈍い・停滞するといった判断は何で行われていますか?
私は時間足を落とす(1分や5分)した上で、ヒゲや反転のチャートパターンと考えていますが、なかなか判断が遅くなってしまい、後になって気づくことが多く苦戦しています。
アドバイスいただけたら幸いです。
よろしくおねがいします。 -
4. メイ
>さんちょすさん
>動きが鈍い・停滞するといった判断
ケースバイケースなのですが、これまでのチャートの動きや壁となる値段、MACDの買われ過ぎなど総合的な目で見て判断しますね!
>アドバイスいただけたら
対策をなさっていない訳ではないので文面から感じた印象ですが、対策のルール化をもう少し厳しめにするか機械的に徹底した方が良いかなと思います。
判断が遅くなる=ルール化が明確でない・優柔不断などがあげられるので、そこで合ってるか間違っているか判断するのではなく、ルールとして決めた行動をとり後で判断してみてはどうでしょうか?
それを繰り返すことが検証になるので、トレード中に悩むことは極力避けた方が良いですね(✻´ν`✻)