世界経済の成長シナリオと現状の問題点から円高要因を再確認しよう 後編
最終更新日: 2016-2-18
世界経済がおかしくなっているせいで、米国・欧州・日本も成長に黄信号
前回の記事では世界経済の成長シナリオにおける問題点を挙げました。
前編では元々の成長シナリオと現状の問題点を書いています↓
今回はこれら問題点の打開策や今後の成長シナリオの修正点を私の予想を含めて書いていきます( ・`ω・´)キリッ
米国の雇用統計は良い数字で、労働市場は好調です。でも、もう一つの大事な数字である経済成長率が伸びていません。
ドル高や原油安が影響しているせいか、GDP速報が冴えません。特に2015年10-12月期の数字が0.7%と悪かったことが、為替相場にも影響を与えています。
輸出や個人消費の伸びが悪く原油安に伴うガソリン価格低下でも、消費が伸びないんです。これは大変な問題で、日本以上の車社会なのに米国で消費が伸びないということは、貯金もしくは借金返済に向かっていると考えられます(´×ω×`)
世界恐慌間近の世界経済が及ぼす為替市場への影響
米国での消費が増えずに経済が活性化されない現状ではドル安になりやすく、産業の空洞化など経済上良くない方向に進みやすいです。
さらにこの状態でドイツ銀行の経営危機が騒がれたということ。落ち着いた今でもリーマン・ショックを上回るような金融危機が到来するのではないかという不安心理が世界経済を覆っています。
世界大恐慌が戦争を生んだ背景から今の国々は、協調して危機を乗り切ろうとしています。一番危険なのが、自国さえよければいいという考え。自国と同盟国でブロック化してしまうと、他の国が苦しくなって最後は戦争に訴えかねません。
それを避けるために、G20首脳会議やG7首脳会議が開催されています。 今の危機を乗り越えるための施策が実行されれば為替相場も動きますので、2016年は世界の首脳会議や経済会議に注目ですね(✻´ν✻)
今後、中央銀行や政府が実施する可能性のある対策
- 米国利上げの一時休止
- 米国の大幅な景気対策
- 欧州での財政支出拡大で景気を支える
- 日米中の協力体制拡大
- アジアインフラ投資銀行への日米協力
- 人民元切り下げ回避
- 日本の消費税先送り
- 日本の大きな景気対策で財政収支や追加緩和
リーマン・ショックの再来になるか、前回の反省を生かして金融不安を抑えることができるか、水面下で様々な動きが出ていると思います。
FOMC議事録では大半の委員が金融市場の混乱で、経済の見通しが悪くなることを懸念していました。これで追加利上げ観測が後退しました。一時休止ムードかもしれません。
今年は経済がダイナミックに動いているので、要人発言や経済指標の数字などファンダメンタル分析をしながらトレードしましょう。FXの醍醐味を味わえる年になると思います( ・`ω・´)キリッ
今日は、お土産に大判焼きを頂きました(✻´ν`✻)
ゴマが載っている粒あんの大判焼き♡!
最近食べてなかったので、久し振りの大判焼きに大興奮しましたね♡wやっぱり甘いのがやめられない今日この頃。w
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
歩いて、走って、ヨガして、半身浴して、ゆっくり充実した日を送りたいです♫明日は今日よりももっと良い日になりますように(๑´ω`๑)♡
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡