初心者にもわかりやすいテクニカル分析「移動平均線の乖離」について解説 前編
最終更新日: 2016-5-13
移動平均線は離れすぎると反動で近づく
テクニカル分析で最も基本となる移動平均線は、トレンドの方向性を見やすくするツールです。移動平均線と為替価格は離れすぎると反動で、価格と移動平均線が近づきます。乖離(かいり)といい、この乖離について前編と後編で分けて解説していきます。
為替価格はローソクやひげだけだと相場がどちらに動くのか読みにくいです。移動平均線を引くと、緩やかに曲線を描くので方向性がつかみやすくなります。
移動平均線と価格は付かず離れずで動きますが、たまに大きく離れてしまう事があります。テクニカル分析の大事なポイント「乖離」です。
乖離が大きくなるとこの2本の線は近づいていく修正があります。初心者の方でもわかりやすく相場を分析できますね(✻´ν`✻)
移動平均線と価格が離れている所をわかりやすく緑の丸をつけました。乖離すると近づいていっているのがわかりますね。
移動平均線と価格が大きく離れる状態
まず、移動平均線と価格が離れる理由を考えてみます。移動平均線の下落スピードを超える勢いで価格が急激に下落するとお互いの位置が離れてしまいます。
先ほどのチャートを拡大しました。移動平均線と価格の角度を比べてみてください。急激な下落や上昇が起きると離れてしまいます。
テクニカル分析と投資家の心理
移動平均線が描くトレンド以上に急激な下落(上昇)が起きると、ストップが約定するとともに、一部の投資家は売りに走ります。しかし、買いポジションを持っている投資家の多くはすぐに決済せずに戻りを待ちます。
投資家達は急激な下げの後には一時的な反発があることを長年の経験で知っていますので、慌てて売らずに様子を見るという判断をします。この下げ相場で利益を得た投資家は、利食いを行います。つまり、買い注文がはいることで、急激な下落の後に相場が戻る場面が出てくるのです。
戻りを待つのはリスクが大きく、移動平均線の水準あたりまで戻ればいいと考える人の売りによって移動平均線が戻りの抵抗線になることがあります。そして、時間が経つと移動平均線のラインも価格に反映されて下がるので価格と移動平均線が接近します。
後編では移動平均乖離率と併用する方法を解説しています↓
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コメント (2)
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1. りゅ
メイさんこんばんは。
連日暑い日が続いて・・・アイスが美味しくてたまりませんね!
メイさんの好きな市販のアイスはなんだすか?
わたしはシャトレーゼのアイスモナカとガリガリくん(チョコ)が好きですよー(*^^*) -
2. メイ
>りゅさん
暑い日が続きますねー(´×ω×`)
アイスはやっぱりハーゲンダッツ(๑´ω`๑)♡
最近のお気に入りはクランチークランチ『コーヒー&ホワイトチョコレート』です!