11月も方向性の見えないレンジ相場、中央銀行の動きに注目して取引しよう
最終更新日: 2015-11-2
中央銀行頼りの株価と為替
米国の利上げも日本の追加緩和もなく大事な10月が終わりました。米ドル/円の動きはレンジ相場のまま。(✻´ν✻)
このレンジ相場は、中央銀行の動き次第で変わる相場です。アベノミクスが始まった当時は、今程、中央銀行への信頼感はありませんでした。政府や日銀が頑張って、本当に株価や為替が上がるの?という懐疑的な見方も多かったんです( ・`ω・´)キリッ
ところが、今や、FRBの利上げや日銀緩和で株価や為替が敏感に動くようになっています。雇用統計やGDPの数字を見る時も、数字自体の良し悪しによる景気判断よりも中央銀行の顔色をうかがうことの方が大事。
↓は先進国の通貨安戦争についての記事です。
中央銀行の動きに敏感な為替市場
雇用統計やGDPの数字を見て、中央銀行がどのような金融政策を打ち出してくるかを市場が予想して、売買するのが、いまの市場。こんなに中央銀行の力が強まった時期は、なかったのではという位、中央銀行の政策で株価も為替も動きます。
トレードする時は、この事を覚えておいてくださいね。雇用統計やGDPの数字が悪いと景気悪化で通貨や株価は売られやすい。ところが今は、数字が悪いことで、中央銀行に新たな施策を催促する催促相場になって、価格が上がることがあります。この政策催促相場をわかっていないと、なぜ相場が動いたのかが分からなくなります。
相場の動きで言うと、レンジの下方に来ると反発しやくなるということ。そして、残念ながらレンジの上方に来ても、相場を押し上げる強い材料がなくて、下落しやすくなる。
これが、今のレンジ相場です。( ・`ω・´)キリッ
原油価格の下落で強まるデフレ圧力
2015年第3四半期の米国実質GDPは前年同期比で2.03%と前回の2.72%から弱まっています。隣国カナダは景気悪化で政権交代が起きたように、米国の景気に関してもドル高&原油価格の下落で、そんなに伸びないかもという見方があるんです。
原油価格が1バレル50ドル弱だと、世界の中銀が目標にしているインフレ率2%をすぐに達成するのはムズカシイ。経済成長もしにくいし、サウジなど湾岸産油国のオイルマネーを引き上げるって話も出てる位。デフレの勢いは強いのです。
ここが株価も為替もレンジ相場になる大きな理由。どこかの中銀がバランスを崩すような大きな何かをするか、大イベントが起きないと11月もレンジ相場を脱しないと思います。(๑´ω๑)♡
ということで、11月の米ドル/円相場もレンジ相場を予想しています。そしてなんといっても中銀の動きに要注意です。
原油価格下落によるデフレの仕組みは以下の記事を参考にしてください。
散歩中のコスモス
昨日家の近くをうろうろしていたら、なんと、コスモス畑を発見✧*。
まさかこんな近くにこんなに沢山のコスモスが咲いているなんて(*●⁰ꇴ⁰●)✧ お花と一緒に写真とってみました!
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
最後までお読み頂き、 有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡