FXトレーダーなら知っておきたい「リスクオフで日本円が買われる理由」
最終更新日: 2015-7-10
FXの変動要因にリスクオフという言葉があります♫
実はこれ、変動要因の中でも、すごく重要なキーワードになっているんです✧*。
リスクオフは、世界中にいる投資家が、自分の運用している資産をハイリスクハイリターンな資産から安全な資産に移すこと。
インターネットや電話回線の発達のおかげで、何億円・何十億円の資産を簡単に移すことができるようになったことから、少しでも危ないと思ったらすぐに資産を移せるようになったことがリスクオフという言葉が重視される理由。
ちなみに、リスクオフの反対に、安全資産から高い収益が期待できる資産に移すことはリスクオンといいます( ・`ω・´)キリッ
FXのニュースには、しょっちゅう、出てくる言葉ですから、覚えておいてくださいね♫
今、起きているギリシャ問題や中国株問題は、典型的なリスクオフ相場。
ギリシャ問題で何かトラブルが起きて金融市場や経済が混乱する状況はリスクオフというわけですねぇ(*´∀`*)
じゃあ、安全資産と収益資産は何が違うのということをお伝えしておくといくつかに分類できます。
- 1.利回り:利率が高い=リスクオン資産。利率が低い=リスクオフ資産
- 2.事件が起きている当事国=リスクオン資産。関係の薄い国=リスクオフ資産
- 3.新興国=リスクオン資産。先進国=リスクオフ資産
- 4.政治・経済の混乱している国=リスクオン資産、安定している国=リスクオフ資産
分かりやすく説明すると上のような要素。もちろんもっと細かく見ることもできますが、最初はこれくらいを覚えておけば十分だと思います。
でも、これだけでは分からないというそこのあなた!もうちょっと具体的な事をも言いますね。
FXで売買する通貨でリスクオンオフ度を発表します(✻´ν`✻)!
リスクオン資産:日本円・スイスフラン⇒米ドル⇒ユーロ⇒英ポンド⇒豪ドル⇒新興国:リスクオフ資産
リスクオフの状態になると、安全資産として、日本円やスイスフランそして米ドルが買われて、新興国通貨が売られます。
そして、日本円も米ドルも両方、リスクオフ系資産なんだけど、この二つを比較するとよりリスクの少ないのが日本円!
なので、リスクオフ時の米ドル/円は、ドル安円高に動きやすい。
ただし、必ずリスクオフ=円高に動くとも限らず、ちょっと日本円の安全度が小さくなっているとは感じます。7月7日の日経新聞にも書いてあったけど、日本・米国・欧州が行った金融緩和のお金は、利上げを検討している米国に流れやすくなっているとの説明されてます。
ギリシャの国民投票で緊縮財政が秘訣された後、ユーロ離脱や混乱で円買いの動きが小さかった。しかし、その後の中国株問題では円買いの動きが出てきました!
ギリシャ問題で思ったより円高に行かなかったことが、ちょっとした驚きではあったのだけど、中国株問題では大きく円高に動いたので、少し円の安全度が弱まったと覚えておけばいいと思います!
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡
それでは皆様御自愛下さい♡
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コメント (3)
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1. たく
初めまして!
最近FXを始めた新米トレーダーです。
ツイッターでこちらのサイトを見つけて、とても読みやすかったため、トレードの考え方や当時の値動きなどを学ぼうと、ブログの初めから読ませていただいております!笑
質問なのですが、こちらの記事の後半で
「中国株問題では大きく円高に動いたので、少し円の安全度が弱まったと覚えておけばいいと思います!」
と書いてあるのですが、大きく円高に動いているということは日本円はまだまだ安全性があるということではないのでしょうか?
それとも、ギリシャ問題との兼ね合いで、「思ったほど安全性は損なわれていないなぁ」といったニュアンスでしょうか?
まだまだ勉強不足で理解するのに時間がかかってしまって、、、
過去の記事にすみません! -
2. メイ
>たくさん
かなり前の記事にコメント頂けたのでビックリしました笑
このころの文章は読みづらいですよ…orz
何を思って書いたか忘れてしまいましたが、後者の意味合いでギリシャの方にかかっていますね。
やっぱり今自分で読んでみてもこのころの記事はひどい(´;ω;`)
分かりづらくてすいません(´;ω;`) -
3. たく
ご回答頂き、ありがとうございます!
過去の記事を読み直す人ってあんまりいないですよね笑
勉強になります!
ありがとうございます!